奈良の県紙(奈良新聞)に共同通信の配信記事
「新・戦争と平和」
という記事が連載されています。
今回は「各国の徴兵制の現状」というタイトルです。
記事の内容は
米国は徴兵制を廃止した。
が、志願した者のほとんどが
「自分の将来のため、他の未知が思い浮かばず、軍隊をえらんだ」
とし
大学への奨学金や「ボーナス」を紹介しています。
そして徴兵制のある国やドイツのように廃止した国のこと
さらに、軍隊のないコスタリカを紹介し
「軍隊や徴兵制について」
どう思うか質問し
「軍隊について調べてみると、その国のいろいろなことが分かってきます」
と結んでいます。
なるほど…
うまく書くねぇ
まず、徴兵制が減っているのは、ドイツのように周りに敵がいなくなったこともありますが
高度化された装備、戦術を担える高い能力を持つ「プロ」になることを要求される現代の軍隊。
1、2年の徴兵ではそれらを習得するのが難しくなっているからで
徴兵制をとっている国でもそれを止め「プロ中のプロ」を育てたいのが本音といわれています。
また、軍隊のないコスタリカは
私の知るところでは防衛は米国に依存し、国内では麻薬組織があり治安が悪いと。
この記事を見ていて思い出したことが
いつぞや、会社の若い衆の一人が
「アンドレさん、私も徴兵で取られて戦争に行かなければならないのでしょうか」
と言うから、ちょいと意地悪な質問
「英語はできるか?、そしてその他の言語も」
(米軍、同盟軍との共同作戦になるであろうから英語は必須)
「コンピューターは自在につかえるか?」
(C4Iの時代)
「与えられた目標をいちいち指示されずに英語やコンピューターでコミュニケーションをとり追行できるか」
「そのへんのヤンキー3、4人くらいボコれるか」
その若い衆、すべてNO
で
「きみは大丈夫だよ」
と言ったら、妙な顔をしていました。
おっと、話がそれた
この連載記事、私的には「誘導」でしょ。