また、落っこちましたね、オスプレイ。
米国で飛行訓練中だそうです。
詳しくはこちら、時事ドットコム(http://jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012061400533 )
間が悪いというかなんというか、日本配備を控えていたので関係者は
「なんでいま落ちる」
ってところでしょう。
もちろん、日本側もそんな危なっかしいやつを家の周り飛ばれるのはごめんです。
V22オスプレイ
エビちゃん(Aviationオタク)としては実に興味深い機体です。
開発が始まったのはたしか80年代ですのでもう30年、かなり長い。それだけ難しいってことでしょうか。
この機体、ヘリコプターに飛行機の機能をくっつけたものといっていいでしょうか。
ヘリコプターは垂直離着陸(滑走路がいらない)が可能な便利なもの。
しかし、自分を持ち上げるためにエンジンのパワーを使っているので、当然後続距離は短く速度も飛行機に比べ遅くなります、一番早いヘリコプターでも時速350キロくらい。
それに空気の薄くなる高い所も苦手。
しかし、オスプレイは離着陸はヘリコプターで上がってしまえば飛行機。
図にあるようにローターを回転します。
飛行機のときはプロペラになるわけですね。
プロペラは大きいものをゆっくり回転さすのが良いので効率も良いはず。
コンセプトは良いのですが、事故が多いように思います。
メカニカルな問題か操縦の問題かは分かりませんが、どちらにしても過酷な戦場で使えるのか疑問です。
今回の事故で配備計画がややこしくなっていますが、これ、一番喜んでるのは…、中国かな。