本日、4月27日はチェルノブイリ原発事故から26年目です。
実は当時、私の知人がウクライナに行っていて、なんと事故当日に原発技術者と飲んでいました。
知人は事故のことをモスクワに戻ってから知り、青ざめたそうです。
チェルノブイリ、といえばウクライナ語で「ニガヨモギ」のことらしく、一時話題になったのが
「第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきてた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。
この星の名は「苦よもぎ」と言い。水の三分の一が、「苦よもぎ」のように苦くなった。水が苦くなったので、そのために多くの人が死んだ」(ヨハネの黙示録)
たしかに、チェルノブイリはウクライナにありました。
では、ロシア語では
Чернобыль=ロシア語ではこう書きます。
Черноとбыльに分ければ
Черноは元はчерныйで意味は「黒」
быльは英語のbe動詞みたいなものでその過去形です。
実は「黒」には「ペスト」が「黒死病」というように「悪い」という意味もあります。
そして(ここからは実は私辞書持ってないので自信ないのですが)Черноで「真っ黒」という意味があったはずなので「最悪」とも訳せるのでは。
となると
Чернобыльは「最悪の出来事」
と訳すことができます。
「ニガヨモギ」、「最悪の出来事」
どっちにしても…、ですが。