本年、2012年は古事記が出来て1300年。
奈良県では「記紀・万葉プロジェクト」とかいって頑張っています。
古事記に関わるのが
稗田 阿礼
古事記の序文に
時有舍人。姓稗田名阿禮。年是廿八。爲人聰明。度目誦口。拂耳勒心。勅語阿禮。令誦習帝皇日繼
と、舎人とあるので弾性なのですが、女性説もあります。
いったいどっち?
フランス語などを勉強された方は「男性名詞」「女性名詞」で苦労なされたと思います。
ロシア語はドイツ語と同じく「中性名詞」まであります。
たとえば
un cafe
ロシア語なら
кофе
コーヒーです、男性名詞
une voiture
同じくロシア語なら
машина
車です、女性名詞
なんで? となると思います。
ネイティブの方に聞いたことがあります。
例えば
太郎、花子
日本人(日本語ネイティブ)なら太郎が男性で花子が女性なのではだれでも分かります。
では
Андрей(アンドレイ=私の名、普段はフランス語風にアンドレ)
Татьяна(タチアナ)
この名を聞いてロシア語を勉強したことがある人なら
Андрейが男性でТатьянаが女性であることが分かります。
ネイティブの方に言わせれば
кофе や cafe と聞けば男性
машинаや voiture と聞けば女性
と人の名前のような感じるらしいです。
前置き(中置き)が長くなりました。
稗田 阿礼
「稗田」は地名
阿礼(あれ)
と聞いて
私は女性なんですが…
みなさんは如何ですか。