チャイナ・ドラゴンがヨーロッパのケーキをつまみ食い | andrewさんのブログ

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The Voice of Russia に


Китайский "дракон" нацелился на европейский пирог(チャイナ・ドラゴンがヨーロッパのケーキをつまみ食い)


という記事が掲載されていますので紹介します。


以下、The Voice of Russia より引用


中国は欧州を買い占め続けている。中国政府は、中国投資有限責任公司に対して、海外への投資のために追加で300億ドルを割り当てた。特に債務危機により多くの資産が目減りしている欧州が重要視されている。中国投資有限責任公司のワン・ツァンシ副代表が明らかにした。


昨年、欧州諸国への中国からの直接投資額は2倍に増加し、43億ドルに達した。中国の金融征服は欧州に恐怖感を与えており、ポルトガル議会は予算補強のために中国の資金を入れることを許可していない。イタリアでも、大きなエネルギー株を中国投資有限責任公司に対して売却することに拒否権を発動している。


ロシア科学アカデミー欧州研究所のウラジスラフ・ベロフ分析員は次のように指摘している。


―中国投資有限責任公司の投資対象は、イノベーションおよび航空宇宙だとする情報があります。そうなれば、フランスとドイツによる欧州航空宇宙防衛会社(EADS)に投資が向けられる可能性があります。昨年夏に、ドイツと中国の間で締結された戦略パートナーシップ合意も、そのような文脈のなかで捉える必要があります。そこでは、共同での学術研究やその商業化が規定されており、宇宙分野も含まれています。


債務危機に直面している欧州は、中国からの資金を渇望している。中国政府は支援を約束しているものの、溺れた人を助けることは、まずなによりも、溺れた人自身にかかっていることも指摘している。


中国が債権国として成長しつつあるにも関わらず、欧州諸国は中国に対する武器輸出禁止を撤廃せず、中国経済の市場性を認めてもいない。


ベロフ分析員は次のように指摘している。


―公式的には中国は、ユーロ圏を支援してはいません。欧州国債を買い占めてはいないのです。しかし一方で、中国の金準備の中の資産割合が、ドルからユーロへの徐々に移っていることは、中国が水面下で欧州諸国の国債に投資していることを示しているのです。


中国の習近平副主席は最近のアイルランド訪問の際、アイルランドが欧州に向けた中国の新たな進出基地となると述べている。習近平副主席は、アイルランド訪問中には、ゲーリックフットボールにも参加した。ゲーリックフットボールは、こぶしでボールを叩くことが許されている。これは象徴的ではないか。つまり、中国は足だけでなく、こぶしも使う、そしてそれは欧州の、あなた方のルールに従っただけなのですよ、と。少なくとも、中国投資有限責任公司の欧州「長征」には、そのような戦略がお似合いだ。


以上、引用終わり


詳しく、原文はこちら、The Voice of Russia


一言でいえば「節操ない」ですが、バブルの頃をなんか思い出します。