本日の夕刊のトップになっていましたプーチン氏と西側記者との会見。
The Voice of Russia より紹介
Путин пообщался с западной прессой(プーチンは西側記者に語った)
という見出しで
以下、The Voice of Russia より引用
ロシア大統領選挙に立候補しているウラジーミル・プーチン首相は、海外の主要メディアの編集主幹らとの会合に臨んだ。プーチン氏はそのなかで、大統領選挙および反対派のデモに対する自らの態度や、自らが勝利した場合のメドヴェージェフ氏とのタンデムの見通し、さらには緊迫した国際諸問題についての考えを明らかにした。
今回の会合には、日本の「朝日新聞」、フランスの「モンド」、イタリアの「レスプーブリカ」、英国の「タイムズ」、ドイツの「ハンデルスブラト」、カナダの「グローブ・アンド・メール」の代表者らが招かれた。
主な関心事はやはり、迫る大統領選挙についてや、昨年12月4日の国家会議選挙のあとでの、反対派の活動などに集中した。反対派の指導者らは、選挙が不正を伴ったものであると主張し、人々を通りに動員している。プーチン氏は、そのような政権に反対する人々の行動には何も驚くことはない、とした上で、抗議デモというものは、全世界に共通した普通の現象だと指摘した。
「批判の矛先は、政権に集中する。そのようなことがなされていること自体、非常に喜ばしいことだ。政権システムは、国内での出来事や人びとの気持ちに活発に反応し、人びとの期待にこたえなくてはならない。現在の状況は、政権をさらに生命力のあるものにし、熟慮した解決を行う必要性を生むものだといえる。」
プーチン氏は、自らが勝利した場合には、メドヴェージェフ氏を首相につける可能性があることを再度確認し、それは昨年に公表された通りだと述べている。また反対派が主張しているような、メドヴェージェフ氏との間での配置換え合意のようなものは存在しない、と述べ、プーチン氏の選挙活動の主な基準は、国民の間での高い支持と、政府のいままでの成果だとしている。
プーチン氏は、世界経済危機のなかで、ロシアは経済機構を強化し、社会保障と政府の準備高を引き上げることに成功したことを引き合いに出し、欧州では、それとは反対の出来事が起こった、と指摘した。現在ロシアには、世界の5大経済大国の仲間入りをするという野心的な目標が存在する。
「タイムズ」紙のジェイムズ・ハーディング主幹が、ロシアのシリア情勢への姿勢を質問したのに対し、プーチン氏は、今日の主要な課題は、対立する勢力を交渉の場所に引き出すことだと指摘した。またシリア国外で流される情報には、真の現実を反映したものが非常に少なくて、 「 ―人びとはシリアで起こっていることをあなたの目を通じて知り、あなたがそれを描くように理解する。シリアに実際に足を運んで実際に起きていることを見れる人はそういるものではない。我々はあなた方が書いていることではなくて、シリアで実際に起こっていることを基準に考えようとしている。シリアでは武力内戦が起こっている。そして我々の目標はそのどちらかを支援することではなく、シリア全国の和解を達成することなのだ。リビアで起こったようなことを繰り返してはならない」と述べている。
またプーチン氏は、イランでの武力紛争を起こさないためにすべての努力を行う、と述べており、もし武力紛争となれば、ロシアのみならず、他の多くの国々にとっても否定的な影響が及ぶ、としている。プーチン氏は、最近十年間の間で、国際紛争の解決のために武力を用いることはすでに有効ではないことが示されているとした上で、ロシアはそのような政策に反対だと強調した。
以上、引用終わり
原文、詳しくはこちら、The Voice of Russia
新聞は実は見てないのですが、なんか違うこと言ってますでしょうか。