The Voice of Russia に
КНДР замораживает ядерную программу(北朝鮮は核プログラムを凍結)
という記事が掲載されています。
昨日の米朝合意を受けロシアが歓迎しているというもの
以下、 The Voice of Russia より引用
ロシアは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が核実験、長距離ミサイルの発射、ならびにウラン濃縮を一時停止するという決定を歓迎した。ロシア外務省が声明を表した。
外務省の声明では、ロシアは昨年春、北朝鮮側に対してこれらの行動を承認するよう提案していたと述べられている。
北朝鮮と米国は中国の北京で先週、北朝鮮の核実験などの一時停止について合意した。協議は、北朝鮮で金正恩に政権が移譲されてから初めてのものとなった。金正日氏も、「6カ国協議」が開催されていた時期、核プログラムを凍結する用意があった。金正日氏は、2011年8月にブリヤート共和国でロシアのメドヴェージェフ大統領と会談した際にもその合意を表明していた。当事、ロシア、北朝鮮、中国の「6カ国協議」のパートナー国である米国、日本、韓国は、6カ国協議復帰に合意するための一連の前提条件を提示したが、北朝鮮はそれを受け入れることができなかった。 ロシア科学アカデミー経済研究所コリア・プログラムセンターのトロラヤ所長はこれに注目し、次のように語っている。
「現在の合意は草案の形ですでに12月に作成されていた。だが金正日総書記の死去により、それらの発表および実現は延期された。米国は、北朝鮮の新政権と交渉する値があるかについて疑問を持った。このような形で、6カ国協議再開の展望が開かれている。北朝鮮に対する米国ならびに国際社会の要求が現実となった場合には、一定の進展がみられる可能性がある。」
現在のところ両国は柔軟な立場を表している。北朝鮮は、寧辺の核施設へ国際原子力機関(IAEA)の査察官を受け入れる用意があるだけではなく、米国の声明によると、以前は拒否していた米国からの食料支援を受け入れることでも合意している。
北朝鮮外務省は、米国との合意に関する重要な細部に関心を向けている。それは、両国間の関係向上に向けた相互努力によって、信頼の雰囲気を構築することだ。
北朝鮮では、例え一時的であったとしても、米国との関係を近づけることで、世界では北朝鮮が2カ国関係の正常化を目指していると認識されると考えている。
米国のオバマ大統領は11月の大統領選挙の前に、外交的成功を示す必要がある。大統領は、特にアジア外交が優先方針の一つであるとの考えを表明した。
以上、引用終わり
原文、詳しくはこちら、The Voice of Russia
問題を先送りしただけだと思うのですが…。