本日、12月8日といえば「真珠湾攻撃」、「日米開戦」の日です。
真珠湾攻撃、これには巷ではいろいろ言われています。
何故、旧式戦艦ばかり攻撃し空母を取り逃がした、や米国が日本に開戦を踏み切らせるためにわざと並べていたと…です。
さて、その中で何故旧式戦艦…、を私なりに考えてみたいと思います。
まず、以前に申した通りその当時航空機が戦艦を沈めるなど
「サッカーW杯南アフリカ大会で優勝するのは岡ちゃんジャパンだ」
というようなもの。
当時の常識で航空機の攻撃で戦艦は絶対沈まないでした。
しかし、沈んだ。
で、真珠湾以降海戦が変わります。
戦艦対戦艦から空母対空母に。
しかし、先鞭をつけた日本海軍は破れました。
何故か。
もちろん量もありますが、私は「使い方」に問題があったと考えています。
勝った側米軍の空母の使い方は
1に偵察、2に制空、3に攻撃。
日本海軍は
1に攻撃、2に攻撃、3、4がなくて5に攻撃。
例をあげると
空母「赤木」
(写真はWikipediaより)
この空母に搭載されていたのは
零式艦戦 18機
99艦爆 18機
97艦攻 27機
他に補用25機
(あくまでも定数です)
と、いうことは稼動百パーセント(ありえませんが)で攻撃に向かうとして、攻撃機は45機ですが護衛のゼロ戦は半数を空母を守るために残すと攻撃機とともに行くのはたったの9機しかありません。
これで迎撃機を振り切ろうというのですから。
互角(?)に戦えた「南太平洋戦」までで米に対し日本の未帰還は倍近くになっているのはその証左だと思います。
あっ、話なんか変わっちゃった。