百済の王 クンチョゴワン | andrewさんのブログ

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いま、ハマってるドラマが「百済の王 クンチョゴワン」です。


百済の第13代王 近肖古王の物語。日本書紀に肖古王として登場し、七枝刀を日本に贈った人物です。


「朱蒙」のスタッフが作っているドラマです。


「朱蒙」は高句麗を建国した話で「クンチョゴワン」はその朱蒙と妃の召西奴が仲たがいし召西奴が百済を建国して11代目の話です。


いつかは知りませんが神功皇后も出てくるというのでちょっと楽しみ。


さて、ドラマで王位につく前の近肖古王(名前はヨグ)は政敵に追い出されて遼西に行くのですが、そこにヨグのお爺さんの荘園があります。


朱蒙では「古朝鮮」、太王四神記では「西百済」として描かれていました。


もちろん、いまは中国です。


何故、韓国ドラマで遼東、遼西が自国領土として描かれているかいえば


『宋書』百済伝

 百濟國,本與高驪倶在遼東之東千餘里,其後高驪略有遼東,百濟略有遼西。百濟所治,謂之晉平郡晉平縣。

 百済国、本は高句麗とともに遼東の東に千余里に在ったが、その後、高句麗が遼東を略有すると、百済は遼西を略有した。百済の治する所は、言うところでは晋平郡晋平県。


が基になっているようです。


しかし、Wikipediaを見ると「遼西地方を支配していた北朝系史書には関連記録が全く見られず、韓国・北朝鮮以外の学界では主要な学説とは認められていない」とあるので、…いつものか…、と思ってしまいます。


南北統一を一番したくないのは韓国でしょうが、その二番目が中国というのがなんか分かるような気がします。