日本軍の究極兵器「富嶽」。
日本を飛び立ち太平洋を横断、アメリカ本土を爆撃、そのまま大西洋を横断し、ドイツで補給を受け、再び逆のコース、または、ソ連を爆撃しつつ戻ると言う壮大な計画であった。全長45m(B-29の1.5倍)、全幅65m(B-29の1.5倍)、爆弾搭載量20トン(B-29の2.2倍)、航続距離は19,400km(B-29の3倍)、6発エンジンを搭載したすんごい飛行機です。
想像図(図はkcraft.bizより)
もっとも完成には至りませんでしたが。
その「富嶽」の旅客機型がこのほど空を舞いました。
(写真はYOMIURI ONLINEより)
模型ですけど。
聞いた富嶽の話です。
ジャンボジェットより大きい飛行機。
重量も半端ではありません。
そこで問題になるのがタイヤ。
どうも二階建ての家くらいの大きさになるとか。
もちろん、そんなもの作ったこともない。
でも、技術者たちは頑張りました。
ようやく、目処がついたと思ったら…。
そんな大きいタイヤ載せる所がない…。
で、こんどはそのタイヤを二つ並べようというもの。
しかし、やはり載せるところがない。
で、考えたのが
飛び上がったら1個捨てる。
結局は完成しませんでしたが、現在のジャンボ機などは小さい(それでもたしか1.5メートルくらいはある)タイヤをいっぱい(たしか34個)付けています。
同時の飛行機のタイヤは一つに1個か2個。
固定観念ってやつでしょうか。
皆さん、大きなタイヤ作ろうとしていませんか。