東京新聞電子版によると、エジプト・カイロで九日、コプト教徒らが、イスラム教徒に教会を襲撃された事件への抗議デモを行い、治安部隊と衝突。二十五人が死亡、三百二十人以上が負傷。二月のムバラク政権崩壊後、最悪の衝突となった、と。
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アラブの春とか言って、今回のノーベル賞にもといわれていましたが、なんか悪い方向に行っているような気がします。
アラブの春といってもようするに米国が見放しただけのことでは。
事が巧く治まるよう願います。
コプトですが日本ではなじみないと思います。
キリスト教の1派ですが非カルケドン派(単性論教会)のため異端とされています。
しかし、私的にはエジプトに居た時には好印象をもちました。
嘘はつく(本人たちはそうは思ってない)は人の顔みたらお金、お金(有るものから無いものへの絶対法則が働いている地域では仕方が無いですが)の中、コプトの人たちは清々しい印象を与えてくれました。
エジプトに居るときなにかすると「お金、お金」なのでポケットに小額紙幣をいれていたのですが、それがうっかり顔をだしていたのをコプトの方は「それは危険だから、ちゃんとしまっておくように」と優しく言ってくれました。当たり前のことですが、かの地ではとても清々しく感じられました。
非カルケドン派教会ですが、ニカイア・コンスタンティノポリス信経で信仰告白を行っています。
ですから正教徒の私はコプトの教会で御聖体を頂くことができます。
カトリック教会は違う(東西分裂の原因)やつで信仰告白をしているので正教やコプトの教会で御聖体を頂くことはできません。
私的にはこちらの方が…、思うのですが。
とにかく、事がうまく治まるよう願います。