本日の某築地の新聞社の新聞に震洋の記事が載っていました。
ベニア作ったボートにトラックのエンジンを載せ敵艦に突っ込んでいくものです。
いまの時期はよく目にする記事です。
何故、特攻か。
精神論的なものは目にします。しかし…。
米軍が出した数字があります。
それによると防空圏を突破し艦船に投弾できる場所に到達できるのが40%。
そして、投弾後防空圏を抜け出せるのが0.5%。
では、その40機が投弾した命中率は…。
だいたい7%です。
ということは100機で出撃した場合40機が投弾し艦船に命中するのが約3発(2.8発)そして二分の一の確立で1機生還できることになります。
日本側はこのような数字は出していませんが、経験で分かっていたと思います。
ですから、
「どうせ帰ってこれないなら命中率を上げよう」
ということになったのでは。
学問的というか精神的な意味ではなく科学的検証を望みたいと思います。
また、先の数字には諸説ありますが、各海戦からみて妥当だと思われます。また、インド洋での驚異的な命中率は理由があります。