フェチ(フェチシズム)は最近性的な意味で使われますが、元々は宗教学や経済学の用語。
宗教学では呪物崇拝。経済学は物象化論、マルクスのフェティシズム論(物神崇拝論)。
まあ、平たくいえば「目的と手段」がひっくり返ったこと。
と、考えると中国の空母って「フェチ」?
以下、中国ニュース通信(写真も)より
中国初の空母、7月1日に試験運用開始か―香港紙
2011年6月21日、香港紙・商報は中国初の空母が7月1日に試験運用を開始する可能性があると伝えた。
現在、大連港で改修作業を進めている旧ソ連製空母「ワリャーグ」。中国初の空母となる同艦はすでに改修作業を終えたという。7月1日の中国共産党創立90周年の記念日に試験運用が開始されるとある関係者は話している。正式運用は来年10月1日の国慶節になるという。
「ワリャーグ」には中国の艦艇名がつけられる見通しだが、まだ正式に決まった名前はないと上述の関係者は明かしている。一般市民から公募することも考えられる。懸案となっていた艦載機だが、ロシアのSu-33を原型にした中国製戦闘機J-15が採用されることが決まったという。
(空母の予想図)
と、来月1日に試験運用を開始するとしています。
けど、空母を造って運用するより、なんか空母を「造る、持つ」に走っているような気がしませんか。
空母を持って南シナ海でベトナムとかビビらせるにはちょっと金掛け過ぎ。
また、台湾、沖縄、グアムに出てきたら米国がキレて…(たぶん、米海軍さん沈めたくってしょうないんじゃない)。
中国に回航してから約10年、やっと完成(?)ですが、どうなるんでしょうか…。