AFPからの引用です。
【3月10日 AFP】エジプトの首都カイロで8日、抗議デモを行っていたキリスト教のコプト教徒がイスラム教徒と衝突し、保健省や教会関係者によると、コプト教徒7人を含む少なくとも13人が死亡、45人が負傷した。
ついにというか、やはりきてしまいました。
私の見たかぎりでは(20年程前ですが)エジプトでは両者は比較的うまくやっていたのですが…。
新聞などの見出しではキリスト教徒と書かずにコプト教徒と書いてあるのもあります。
日本ではコプトはあまり聞かない名です。
現在キリスト教は大きく分けてカトリック、プロテスタント、そして正教です。
コプトはその中には入っていません。
451年に開かれたカルケドン公会議(この時点では上記3つには分かれていません)で単性論を理由に異端とされています。
もともとこのときのカルケドン公会議が単性論排斥を議題としていたのですが。
単性論はイエスの神性と人性の一方しか認めないという考え。
上記の教会では合性論、すなわちイエスは神であり人であると考えています。
エジプトに居た時、運転手のおっちゃんが私がキリスト教徒だというと
「それは良い理解できる」
と言っていたのですが…。
これからどうなるか、心配です。