活字離れが言われています。
私は朝起きて新聞がテーブルの上にないとなんか手持ち無沙汰というか、調子がちょっとくるいます。
いま新聞は部数と広告収入減で大変だそうです。
いま日本で発行されている新聞は(新聞協会加盟社=これに加盟すると記者クラブに入れます)6000万部とのこと。
まあ、これはかなり大きい風呂敷広げていますが。
で、今年1年間で100万部減ったそうです。
日本の新聞社は全国紙(読・朝・毎・産、日経)とブロック紙(中日新聞など)、地方紙(関西ならば京都新聞や神戸新聞)、それに第2県紙があります。
全国紙は数百万の部数、地方紙は30万から50万部で商売をしています。
部数減で特に酷いのが全国紙と聞きます。
たぶん先の100万部の大部分は全国紙でしょう。
だから、新聞社の経営陣はお尻に火がついてる常態か。
いまから約50年前にテレビが出来たときも新聞は「終わり」などという考えがあったそうです。
速報性ということではテレビと勝負になりません。
しかし、このときは巧く棲み分けができ現在に至っています。
けど、今回は違うみたいです。
ネット。
最初、新聞社の経営陣はネットを敵とみていましたが、いまはそれとどう融合していくかを考えているところ。
しかし、その方法(どうしたらよいか)が分からないのが現状。
新聞製作機器を作っているメーカーからも色々な提案があるようですが、
「これが当たるかどうか分かりませんが、体力のあるうちに始めときましょう」
って感じ。
話は変わりますが、新聞は紙で出来ています。
一日にどれくらいの紙を使っているか想像がつきますか。
先の6000万部は大風呂敷としても私の計算では一日に2万トンは使っているはず。
よく環境団体から文句がでないか不思議です。
今年のから電子書籍がやっと出てきました。
類似のものはだいぶ前からあったのですが、やっと使い物になってきたということでしょうか。
たぶん、新聞は紙は少数派になり電子端末で見る時代がくるでしょう。
ちょっと楽しみです。