昨日閣議決定された「新防衛大綱」。
まだ、詳しくは見ていないが…。
陸自の場合、現行の1個機甲師団、8個普通師団、6個旅団は維持するとあるが、戦車、火砲は各々200両・門削減し陸自定数も1000人減らすという。
たしかに陸軍は英、仏、独をみてもかなりリストラされているはいるが、部隊数、編成のかなり変えてきている。
たとえば、ある意味一番似通った島国の英国は現在6個師団。しかし、実際には3個師団であとは司令部機能のみ。ここは戦車はもう300両きっている筈。
La Grande Armeeといわれたフランス軍もいまや9個旅団だし、一時(統一時)は7000両以上の戦車を持っていたドイツ軍も5個師団で戦車はたしか500両くらい。
各国とも戦車、火砲、兵員の削減をしているが、それと同時に編成も変えている。
しかし、「新防衛大綱」では部隊数は変わらない(連隊以下は不明)。これでは役職はそのまま、人と装備だけ削減。
まさにお役所仕事(民主は政治主導と言っているが)というか、いやはや。