築地にある新聞によると中国の空母の就役が早まったみたい。
ウクライナから買って、練習用として改装しているのが2012年、現在建造中の5万~6万トンの通常動力型が2014年、そして原子力推進型が2020年。
2020年までに3隻(1隻は訓練用)体制が揃うことになる。
どんなのになるやら。
ウクライナから買ったやつは旧ソ連製でカタパルトは付いていない。
カタパルトの技術はかなり難しいらしく、フランスの「Charles de Gaulle」でさえカタパルトは米国製。中国で自主開発ができるとは思えない。
となるとジャンプ台方式となるが、これでは航空機の性能が100パーセント生かせないが。
中国は空母はもちろん、日清戦争以来本格的海軍を運用したことがない。建造はできても運用はどうするのか興味深いところ。
それに日米のようにまさしく「火」の洗礼を受けていないので、その対策はまともに行っているとは思えない。
フォークランドの時、英国駆逐艦が命中したミサイルが弾頭は不発でもロケットモーターの燃料で火災が発生し沈没に至っていることを考えると…。
とにかく2020年には3隻体制(1隻は練習艦)で、それを南シナ海は三亜に置くという。
米国がブチ切れれば終わりだが、その他の諸国にとっては脅威。まして東南アジア諸国は持っていてもF16戦闘機くらい。対処はかなり難しい。
さて日本。シーレーンの途中だがどうするか…。今の政府じゃなんにもできないけど。