再来年のNHK大河ドラマ「平清盛}の主演が松山ケンイチさんに決まったそうです。
大河ドラマの視聴率低迷に悩むNHKとしてはここで「清盛」をもってくるのは決断だった筈。平氏一門としては面白いドラマになるよう期待しています。
ところで巷でよく(たまに)聞かれるのが、何故清盛は幕府をつくらなかったか。
そう、平氏は実質清盛一代、源氏はなんやかやで11代(たぶんその筈、間違ってたらごめんなさい)、この差はやはり「武士による、武士のための、武士の政治」を行った事が大きいと考えられる。
翻って清盛は藤原摂関家に代わっただけ。この差は大きい。
しかし、考えてみれば
もし、将来全ての人が幸せになれる画期的な政治システムが出来たとします。それをまあ、アンドレイズムとしておきましょう。
で、現在、いまの仙谷ルージュ首相のアホ政治を憂い、中央政界へ。選挙で多数を取り内閣を組織しても反対勢力は山のように…。
それを未来(800年後)の人が「なんであの時アンドレさんはアンドレイズムをしなかったのか」なんて言われても困りますよね。
でも、頼朝はそれを行ったのです。清盛の幕府というシステムを知っていたかも知れませんが、行いませんでした。
頼朝は天才…か。
歴史額で禁は「もしも」と「結果からみる」こと。
でも、世間では後者をよくやり、むりくり今の事象に結び付けていませんか。