ロストケア(2023) | Andrewのアンド流映画BLOG

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その日に観た映画の感想などを、
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2024年の目標は年間100本。
よかったら覗いていってくださいね!!

皆さん、こんばんは!Andrewです!!


昨晩はAmazon Prime Video様にお世話になりました!

今年62本目の映画はこちら!!




「ロストケア」(2023)✨


松山ケンイチ×長澤まさみで贈るシリアスな物語。

ずっと気になっていてようやく視聴できました。

好青年だった介護士は何故42人ものお年寄りを殺害したのかー。

その介護士を松山ケンイチ、相対する検事を長澤まさみが演じています。この二人の対話劇を見ているだけでも価値ある作品。


ものすごく重たい内容ですが、深く考えさせられた作品でした。「喪失の介護=ロストケア」と称して行った殺人。決して許されない、正当化できない行為ではあるけれど、実際に介護疲れでよぎる思いは、家族には少なからずあるのかもしれない。だからって絶対にダメなんだけど。


松山ケンイチ演じる斯波の、空白の3年4ヶ月が見ていて本当に苦しかった。本当に本当に苦しかった。国、政府の対応の酷さに悲しみを覚えました。このような状況下ではどうにもならないのか。これは、映画を見て感じて頂きたい。それだけ松山ケンイチの演技がリアルで、父親の柄本明の演技がリアルで、きっと何か感じるものがあると思うので。


一方の長澤まさみの方も様々なものを抱えていて、安全地帯にいるようでありながら苦しみを携えている。この貧富の差っていう部分も、日本社会の闇なのではないかと思えました。


これは重い話ではあるものの、オススメできる作品です。

まだご覧になっていない方は是非ご覧ください!!



では!!!