サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ〜(Sound of Metal,2019) | Andrewのアンド流映画BLOG

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よかったら覗いていってくださいね!!

皆さん、こんにちは!Andrewです!!


先週の金曜日にAmazon Prime Video様にお世話になりました!

熱出したりなんだりしてバタバタしていたので投稿が遅れました😭😭

今年34本目の映画はこちら!!




「サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ〜」(Sound of Metal,2019)✨


リズ・アーメッド主演で気になっていた作品。

男女二人組メタルバンドの男性ドラマーが、突然難聴になって耳が聞こえなくなり、自暴自棄になったり、ろう者コミュニティで自分を取り戻したり、でもやっぱり聞こえるようになりたいから人工内耳手術を受けてみたり、、と彼の葛藤を描いた物語。

その年のアカデミー賞録音賞、編集賞の2冠に輝いた一作です。


これはすごくリアルな物語。

音の使い方が秀逸でした。難聴の聞こえなさ具合をリアルに体現していて、見ているこちらも錯覚するような感じ。そして人工内耳を取り付けた時の雑音感とか本当にリアルだった。

そして人工内耳をつけて、聞こえる幸せをつかんだ表情から、あれ、なんか違う、、っていう表情、そして無音に戻った時の恍惚感。。

色んな表情を演じ分けたリズの演技も凄かった。

ちょっと自己中心的な部分があるけど、

コミュニティに中では最初は受け入れられないながら、段々と優しい表情になっていく様は感動すら覚えました。

また、コミュニティの長のポール・レイシーも凄く良かった。本当によかった。


この映画は色々と考えさせられる内容でした。

この作品のジャケットにあるように、

彼が耳にしたのは「喪失」か「希望」か。

たしかに聴力を失うのは怖い喪失。

でも人工内耳で音を取り戻すこともできる希望。

しかしそれも不完全でまた喪失。

もう全てを投げ出して無音になる希望。


その一人の様々な感情が溢れ出て、

素晴らしい作品に仕上がっていました。

これは見てよかった映画だったと思います。


気になった方はぜひご覧ください!!



では!!!