まあ作文は日本語では好きでしたが、英語の作文となるとやはり苦労する。

英語エッセイって日本語の作文とは全く別物すぎる。しかも、内容によっては書き方や文章構成が全く別。でも大学で教えてもらえるエッセイはほとんど決まっている…政治論や法律関係じゃない限り。理数系のレポートや研究論文なんて殆ど決まっているから割とすぐ書けるようになります。


あとは、ホカホカご飯にふりかけを混ぜるだけグラサン


これはどういう意味かと言うと、自分が書いた文章にアカデミック用の単語を使うとぐっと素晴らしくみえます。更に説得力をつけるには強い言い方…これは実際にこちらの授業を受けないとわからないかも。でもアカデミックな表現の接続詞なんかは簡単に調べられてるので独学でも習得できると思います。さあここまで来たら後は書くだけだ。


日本語で書かれている論文を読むとサマリーだけ英語で短く書いてあり、あと日本語…最後まで英語で書けば良いのに、もったいないよなと思うことがしばしば。サマリーかけてなぜ英語で書けないの?でもなんとなく自分が覚えている限りでは日本では英語のエッセイの書き方をあまり教えてもらえなかった気がする、だから書けないのね。

さて、私の同僚は、多くの人が大学で先生をやっておられた方々ばかりなので英語論文のルールが染み付いた人たち相手に彼らを納得させる、唸らせる文章を書かなければならない。いや、チャレンジすぎだろこの環境。いや、これも仕事だ、勉強だと割り切り書くこと数年…私と一緒に働いているリファレンスライブラリアンの方々は、根気良く私に付き合ってくれ、どんなに短いメールもいつもマメに添削して下さるし、私もいつも習いに行きます。


上手くなりたいなら、たかを括ってはいけない、こちらから歩み寄らなければ何も上達しない。


私の場合はこちらの大学で実際の授業を取ったのが大きなステップとなりましたが、この度びっくりの大学の作文で一位取っちゃったよー!

いやーメールもらった時信じられなくて5回くらい読んだもん。で、来期のセメスターに授業料が無料になりました〜。ご褒美だねこりゃ。


よーく聞かれますが、上達の方法は?

私の場合は,

  • 1 とにかく書く、数をこなせ!
  • 2 ネイティブに添削してもらうー同じ意味でもネイティブはこう表現するというのがあるので。
  • 3 他の人の作文を読む-文章構成が参考になります
  • 4 その論文の目的は何なのかを極める。
  • 5 段落構成は綿密に- どの段落の順番で読み手を納得させられるのか?

英語なんてネイティブじゃないんだから出来なくて当たり前よ、でもだから上手に書けるようになりたいでしょ。日本の大学お受験オタク英文法をマスターした日本人なら絶対できる!


しかし賞を貰うというのは何歳になっても嬉しいものですよね〜。