これね、その後も変な微熱が息子を襲っていたんですよね。で、とうとう国立子ども病院の感染専門家を紹介されました。
血液検査も胸のレントゲンも異常なしでどう言う事なんだか分からないので専門家に意見をビデオカンファレンスという形で伺った。
感染専門家ってなんか暗ーい感じのじとーっとしたリサーチオタクが出てくるのかと思ってたら、よりにもよって超ハンサムドクターが登場しちゃって照れ音譜テレビドラマかよ!って一人で心の中で突っ込みながら話を聞いていると、この数ヶ月こう言う症状の子供を多く見ます。つうではないか!やっぱ花粉アレルギー?次の瞬間この超ハンサムドクターはその容姿からは想像できない一言を発する。
「こう言う子供たちにコロナの検査すると大体陽性です、検査を受けられることをお勧めします」

まじかーーーーー

それは逆転満塁ホームランを打たれたこれから負けるの分かって相手のホームランバッターを悲しく見守る瞬間に等しかった…。
超インドアの息子が、そうやって感染するって?それは私か主人が持ち込んだんだ???えー?!てなことに半パニックよ。

近所の小児科でも勧められなかったけど子供病院の専門家が言うならヤバいな。はい、予約とります。
こうしてインターネットで予約を取り1週間待って指定された場所に指定された時間に行きました。

それはねー、うちの近所でも何でもなく1時間ドライブの建物も何にも無いフィールドよ!何となくこのパンデミックが終わったら野焼きとかして消毒するんじゃ無いかっつう場所。
広いフィールドにポツーンとテントとローカルポリースそして陸軍の方々が取り仕切っておられました。

検査所はドライブスルーだったんで検査までは窓を開ける事なく、そして予約した人しか来ないので待ち時間が全くなく5分も掛からず終了〜。
めっちゃ凄い防護服着てるのに、検査してくださったナース様がとーてもお優しくて、遠いところ来てくれてありがとうね、とか声をかけてくださり…えーん汗…彼らのプロフェッショナリズムには尊敬の一言しかありません。ご自身たちが今一番精神的にも辛いだろうに、笑顔で接してくださって。今NYで毎晩7時に一斉に医療関係の方々へ拍手を送ると言う習慣がありますが、私も一人でそれをしたくなりました。
結果は5ビジネスデーで出まして、お陰様で陰性でございました。

しかーし、こう言うの本当に嫌だわ。
政府はリオープンをプッシュしているけど、さっきニュースでキャピタルポリースが14人感染…職場行ったら移されるじゃんか!どうすんねん!!!