春らしい季節になりました。
それと打って変わってアメリカのCOVID19の感染者は増えていくばかりです。
昨日のニュースでは、アメリカ国内で一番今感染者が増えている場所として、とうとうワシントンD.C.とメリーランド州ボルティモアが紹介されていました。
ここも感染者が爆発的に増えるのは時間の問題だと思うので、今はなんとかお買い物に行ってますがそろそろ宅配かお店の出口で車を降りずに受け取るスタイルに変更しようかと主人と話してます。トイレットペーパーはようやく地元スーパーにも並ぶようになって買い渋りも始まって来てるんだなと感じます。
さて、我が米国議会図書館はキャピタルヒルにありますが、今日から如何なる理由があっても今後10日間は誰もライブラリに入れなくなってしまいました。これも感染者を増やさない為の処置です。そこまでの状況になってしまった今をとても悲しく感じます。でもまた尊敬する同僚たちと仕事をするようにする為の処置だから、ビデオミーティングで我慢です。
アメリカはテレワークの仕事がかなり浸透しているのでこの様な事態でも割とすんなり皆んな家から仕事をするようになりました。テレビ番組は収録がされていた物以外は司会者が家から番組を放送すると言うスタイルで、それはそれで面白いです。
ニュース番組でも家からニュースを読んでいたり、スタジオ収録でもちゃんとキャスターの距離をちゃんと置いていたり誰もがヴァイルスに感染しないように、そして少しでも広げないようにしています。
ある日滅多に見ない日本のニュースをたまたま見てしまったのですが、アメリカが今行っている他人との距離の取り方(6フィート以上距離を取る)について、それってやりすぎ、とのコメントをかなり近い距離でキャスター同士が話をしているのを見て日本のそのコメントの方が怖いわ、と思いながら文化の違いってこう言うところで出るんだなと感じています。
日本人から比べるとスキンシップの多いアメリカ人でも、今は親しい人でも握手もハグもしないし、友人宅を訪れる事もありません。それだけアメリカ人のほとんどがこのヴァイルスに対して危機感を抱いているんです。
今はただただ、早くの収束を祈るばかりです。