アメリカの接客サービスは日本のきめ細やかなサービスからするととんでもなく乱暴で適当な印象を受ける事がかなり多い。
でも割とこちらの要望にはきちんと応えようとかなりの努力をしてくれる姿勢が多くで見られてどちらかというとアメリカ式接客サービスが好きです。
近年はそれに慣れてしまったのですっかり変な接客サービスには少々目をつぶってにやり…仏の心でいたのですが、つい先日泊まったホテルでとんでもない待遇を受けてしまった。

先週家に帰ってから旅の片付けをしていた所、あのビーチで重宝したソファーベッドがどうしても無かった。そういえば、最後に荷物を乗せた時に駐車場に落ちた、のは見た。
その後旦那と荷造りを交代したからそれを乗せたかどうかまでは覚えてないんだよね。
でも無いからこれは置いてきちゃったなと。

そこでホテルに電話をしたわけですわ。
「忘れ物係に繋いでください」って言って。
そうすると「分かりました」と言って電話を転送…2回も回線切りやがったニヤダウン
3回目に電話をしたらピックアップしたにいちゃんは一言「忘れ物サービスなんてありません」ガーンガーンガーンガーンガーン
「冗談言ってるんですか?」というと「だから無いものは無いんです」と言って電話を切ろうとするので負けてられないので「あんたたち、私の電話2回も切っておいてあり得ない。責任者呼んできて」というとなんとそいつは「忙しくて呼べません」ポーンパンチ!…近年稀に無いカウンターパンチを食らった。大体の接客サービスの電話は録音されてあるので最後に「わかった、そしたらEメールしますから。それで良いわね」と頭の中がグラグラ煮え繰り返りそうなのをなんとか抑えて電話を切った。

電話して直ぐにホテルのウェブサイトに行ってそのサイトから忘れ物の事とそして電話でのやり取りを長々と書いてやった。最初の書き出しは「オタクのホテルはお客の忘れ物を全て捨てるんですか?」これならビビって最後まで読むだろう?

その後1週間待ってやることにしたが、返信はもちろん無かった。
このホテルこんなんだから、駄目なんじゃん!
このままあいつら(ホテルの人たち)がのうのうとあんなムカつくサービスを他の人たちにやるのは許さん!怒りは最高峰メラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ

最後の手段はソーシャルメディアへのレビューの書き込みである。
最後に「みなさん、ホテルはたくさんあります、どうかこのホテルは避けてください。お金を無駄にしないで」と締めくくった。ピリオド!

ホテルのウェブサイトからのメールは無視していたくせに、やはりというか直ぐにホテルから返信が来たのである!しかもオーナーから。

アメリカにしては珍しい謝罪の言葉の連続大セール。おう!早くにちゃんと応対してたらレビューに載せなかったぞ。ま、悪いレビューはきちんと見てるんだな。
いつか、英語の先生が言ってましたが、やはりオーナーが一番恐れているのはこうしたソーシャルメディアによるレビューだ。私はこの謝罪を読んで自分のレビューをとり消そうかとは思った。それはアメリカは謝罪を受け入れ相手を許す文化であるから。けど今後のこのホテルの為に残しておくことにしました。私はクレーマーでは無いけど、こういう酷い応対はホテル側は学ぶべきだと思う。

こうした酷いサービスは本当に珍しいのですが、まだ稀にこういう対応を受ける事があります。
日本からアメリカに来てびっくりしないでね、日本人の方々。