ご存知の方も多いと思いますが、ホワイトハウスには今は簡単に入れません。
一般公開はされているものの、9.11のテロ以降、半年前以上からの予約および、下院議員の推薦状がなければ入れないというかなり高いハードルなんです。

オバマ大統領就任直後のパーティでは訳わかんないワイナリーのオーナーが忍び込んでいたけどねー、それでも一般人には難しい所である。(そしてあのカップルは今、別居・離婚協議中らしい)

でも、1年に何度か一般人にも「抽選」で入れる、という機会があるんですよ。
その一つとして「ホワイトハウス・エッグロール」のイベント。 これには、全米から5万人が招待されるんですね!
しかし、5万人が入れる敷地ってすごいよね。

アメリカ国内におけるオバマ大統領の人気は就任当初からするとかなりの下火なのですが(その政治体制が事態が批判の対象っつーのと、実生活にもかなりの影響があるっツーのと色々です)、やはりDCに住んでいるからには挨拶しておきたい!

だので、去年からトライしておりますが、、、これが当たらない!
やけくそで、寒いのを承知でクリスマスツリー点灯式も応募しましたが、ダメ。

うーーん。また来年です。

それで、エッグロールは何をするのか、と言うところなんですが。
欧米には「イースター」という毎年日にちが変わる祝日があります。イースターは、「春分の日の最初の満月の次の日曜日」を「iイースター=復活祭」の日としています。復活とはイエス・キリストが亡くなって3日後に生き返ったという話しを元に、春の訪れ(生命の復活)をお祝いするお祭り。
ゆで卵の殻に装飾したり、卵をかたどったチョコレートなんかもありますが、この卵から雛が生まれる様子を「イエスが墓から出てきた様子」をさしていて、庭や家の中のあちこちに隠して子供に捜させる、というゲームがあります。これがエッグロール。その卵の装飾がかなり綺麗ですよ、今欧米に来られる機会があればほとんどのお店を覗いてみればたいがい何か置いてありますよ。
また、イースターの象徴として「ウサギ」が用いられるのですが、これはウサギが多産で、跳ね回る様子が「生命の躍動」を示しているから、というわけだそうです。

そのエッグロールが毎年ホワイトハウスで行われるわけです。
これにはもちろん大統領夫妻も参加!
大統領はエッグロールレースの子供たちの後を追いかけたり、遅い子供の手伝いをしたり、ファーストレディは子供たちに絵本の読み聞かせをしたり。
間近で大統領やファーストレディを見れる、もしかしたら話せるチャンス!なんですよね。
だから行きたい!ほんっと、あたらないのよー。
主人に問い合わせても「VOAは関与してないし」と無駄。大概のチケットは手に入るのですけど、これだけは無理みたいです。

イースターのエッグロールはいたるところでやってますが、ホワイトハウスのは絶対行きたいので来年もトライです!

ま、BERKLEY家はキリスト教とは関係ないので、「祝日」の一つでしかありません。

(店が全く開いてないから嫌いだ)