海外に行くと、黒いとんがり帽子にながーい髭をして黒い服を着て歩いている方々や、キッパと呼ばれる小さな帽子を頭につけている男性を見た事がある方を見た事がある方も沢山いらっしゃることでしょう、その方々はユダヤ教の方々です。(あと私の周りのドクターは皆ユダヤ教です)
Kosher Mealというのは、主にユダヤ教の人たちが食べる食事であるが、ユダヤ教でなくても食べることが出来ます。薄味低塩分味付けに慣れている日本人には結構口に合うお料理が多いと思います。
それと、どのスーパーでも必ず「Kosher Meal」と言うコーナーがありますので、海外のスーパーへ行く時はどんな物があるのか観るのも一つの楽しみでしょうか。
うちの近所にそのJewishデリが出来ましたよ、とのクーポンをゲットしたので、早速出かけた昨日。
まず、店先に思いっきりデカデカと「シアトルズ・ベストコーヒー」の看板が掛かってる所に私たちは「あ~、やばいな」と。店に入ると、日本によくあるかんじの喫茶店・・・。デリじゃないじゃん。
メニューを見て私たちは更に「ああ、これは間違いなくハズレだなぁ」と察知。
だって、Kosherデリのくせになんで「パニーニ」があるんだよ~、イタリアンじゃんか。
しょうがない、アンディもいたのでアンディには「キッズ・パニーニ」私は「普通のパニーニ」旦那は「マッツォスープ(白いお団子入りのチキンスープ)と「パストラミサンドウィッチ」をオーダー。
今夜は金曜日、ともあり生演奏があるとか。
アンディを見つけたアーティストの方が、「これを使って」とマラカスを渡される・・・。
どんなかなーと、旦那とアンディと待つこと10分くらい??
やってきたのは・・・、「キッズパニーニ・$4」「普通のパニーニ・$6」・・・つか、これ同じ大きさじゃんどこがちがうんじゃー。
で、マッツォスープは日本のお椀くらいの大きさでなんと$5!!!この街では破格(高すぎる)だし、サイズが小さすぎ・・・。私もだいぶアメリカンサイズに目慣れて来た手前、「これはないだろう~」って笑うしかない私たち。。
でもって、旦那のオーダーしたパストラミサンドウィッチ・$7も、もちろん期待を大きく裏切り、悲惨なディナーデートとなってしまいました。
いや、たぶんこのカフェがうたっている「NYスタイル」、NYではこのサイズでこの価格かもしれませんが、これはNYの人たちも怒るだろう~~~。
たぶんこの価格でこんな値段を出すのは東京・六本木のカフェくらいじゃないかとさえ思ってしまった。
その上。
私たちをどん底に落としたのは「生演奏」・・・。
曲は、その方のオリジナル・・・英語がネイティブの主人も「何を歌ってるのか分からん」と言うくらいの悲惨さで、その上カフェにいた人たちに「ハイ、では皆さん一緒に歌って!」と呼びかけていたのがもう、漫画「ちびまるこちゃん」で良く出てくる画面に縦線が一杯・・・、いやぁ、すっかり打ちのめされて、もちろんご飯の量も全然足りず、、、道の向こうの「バーガーキング」で食べなおしたのは言うまでもありません。(アンディもバーガーキングでまた食べました・・)
ワシントンDCは、各国大使館をはじめ、ビジネスマンやドクターやらで非常に国際色の豊かな環境なだけに、食のレベルもなかなかだったのですがねぇ~健等を祈る!