アメリカの医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」および「プライベート・プラクティス」そして「CSI.NY」から始まったアメリカ医療への関心。
去年、左手首の腱鞘炎手術をしたときのリカバリールームでのナースさんにとても感動しハート達(複数ハート)、更にアメリカの医療への関心が高まり、その上ナースさんは格別私にとって憧れの存在となりました。

アメリカでナースになるには、決められた単位を取る必要がある(大学に一日中通うとなるとあれこれ問題が出てくるので却下)のと、やはり、私には言語の壁が高い(専門用語が分からなすぎ)というのもあるのですが、アメリカでは「ナースのアシスト」的な仕事があると知り、それになるためには…というわけで、来月大学に通うことになったんですね。

で、今日はその前哨戦というか、医療関係の仕事にはつき物、「CPR及びAED」(所謂心肺蘇生)の資格を近所の大きな病院の求人に応募をしたときに取って来いと人事の方に提示されたので、行って来ました。(日本の物はアメリカと方式が少し違うのでと言う理由もある)

日本でサラリーマンだったBERKLEYも年に一回やってたのよ、実は。元同僚の皆様、そうですよ~毎年やりますよね~、あれですよ~。

まずは、ウェブから受付をしますと、病院からお手紙が送られて来るのですが、教科書を事前に取りに来る事も可能です、と。
もちろん張り切って取りに行ったら受付のオバチャン曰く「簡単すぎるから当日まで見ないでね」と。…とはいえ、医療用語は学ばないと分からないので授業の日までに何度も教科書を読みました。(現役の頃はあんまりやんなかったけどな~あせあせ笑)

ようこそBERKLEYファミリーへ!  重要なことがあんまり強調されてないので気をつけないと見落とします・・・。


そんな当日。
クラスは当日受付で尋ねるようにと指示があったのに、受付のおじいちゃん「そんなクラスあんの~~?」って…。おじいちゃんの後ろにご丁寧に飾ってある「今日のイベント」にちゃんと書いてあるよ!!
おじいちゃん、「とりあえず2階に行きなさい」と適当な事を…あせる
丁度受付で出会った、とある大使館勤務の方(DCだからね!)と合流し、指示通り2階へ→もちろんそんなクラスは無かった。
会う人会う人皆「知らない」だとシラー汗

見かねたおばあちゃんスタッフが内線電話を掛けまくってようやくクラスは「地下」と言う事がわかりました、なんだよー。

クラスはというと、今日の生徒は私を含めてたったの3人!(平日だから)
こんな状況下だと「絶対当たる、ヤバイ!!」と誰もが思いますね~。ハラハラ、ドキドキっすあせあせ(飛び散る汗)

まず最初は約1分のスピーチ、うう、アメリカっぽい。まぁこれはリラックスする為だから適当に喋ってれば良いので楽勝。
その後の1時間強はビデオを見せられるのですが、これが長かった!
でもアメリカのビデオらしく最初の台詞は「ウェルカム、アメリカ心臓協会認定心肺蘇生のクラスへようこそ」のナイスミドルがスマイル。

その後は先生を生徒3人で囲んで床に座って実践。
人形は一人一体ずつ(大人及びインファント)。
「はい、BERKLEYさん、皆にやってみせて!」
と「Absolutely」と言いながら、やっぱり当てられたなぁ~~って下手くそな英語で一通りやらされるBERKLEY。スピーチのときに「日本でトレーニングを受けました」と言うんじゃなかった~。

だけど。
アメリカの先生はめちゃくちゃ褒め上手なんですよぴかぴか(新しい)。だから少し変でも「すごい!素敵!!!理想的揺れるハート」を繰り返し、全員気分がよくなりますねー。こんなんでいいんだ~? ああ、アメリカの授業って最高。
しかも先生との距離が近いので普通に話しをしながら質問に上手に答えてもらえるので非常に取っ組みやすかったです。
結果も無事、資格取得しました~わーいアップ

それから、元同僚の皆様へラブラブ

絶対に思った事ですが、
日本での訓練の方が厳しいなぁ~って思いましたよ。
(元同僚の皆さんは、この力量はどこでも通用すると思うので胸張ってくださいね!)

ちなみにアメリカのAEDのパッドには日本語での指示をもかかれてありました。アメリカのAEDの中には患者のCPRの際の心臓マッサージのときの力が弱いと「もっと力を入れてください」と言うメッセージが流れる物もあるそうですのでどこかの話しのネタに使ってください。
そのほか、COSTCOでは一般人用にAEDを安く売ってるそうです。(日本の会員証でも買えますよ)