以前にも書きましたが、アンディはやっとポロポロ言葉が出てくるようになったかな?という程度。
でも大丈夫、ここの群州の言語プログラムは全米でもトップクラスだからと周りの友達から背中を押されて、私たち夫婦は腰を上げ群州オフィスに相談。
先日そのオフィスの方がどのようにテストを行うのか、とか何を聞かれるのか、準備をしておけばいいものだとかを色々と教えてくれ、今日はそのテスト。
犬を近所のお友達の家に預けて、ドーナツ買いに行って、、瞬く間に時間は過ぎていきました。
そしてワラワラ4人の方々がうちへやってきてテスト。旦那はスカイプでオフィスから参加。
テストと言うのは、言語の理解度や表現などはもちろん、身体能力などをみるプロフェッショナルが3人と通訳の方一人。こういうときは通訳の方がいると本当に助かります。とりわけ、今日いらした方は非常に優秀な方で、すごい分かりやすく、そしてスピーディだったのでお互い違和感も壁も無くお話がスムーズに進んだ、というかんじでした、私もこういうのに・・・なれんな~
アンディは、最初はちょっと緊張気味でしたが、彼のお得意である「ひとなつっこさ」で、すぐに皆さんになれてくれ、テストスタート。
あれこれ遊びながら色々と「これが出来る、出来ない」と点数をつけていかれました。
テストの時間は1時間くらいで、結果もその場ですぐに出ます。
というわけで、待たされる感もなく、あっという間、、という印象。
アンディはというと、言語の発達が自分の年齢の子よりもかなり遅れがあると言う事でしたので、群州の言語プログラムを無料で受けることが出来る事になりました。
アンディは自閉症なんじゃないだろうか?という点は、プロフェッショナル曰く「そのサインは出ていません」とのこと。というのが、彼は単に典型的なバイリンガルであり、そのバイリンガルの子供の言語発達能力の平均である、と。あと理解は出来ていても、自分が何かをやりたい事の方が重要だと知ってるので、聞こえないフリをかなりしているよ、と。
それから、私が日本語を話し、旦那が英語を話し、と言う事が彼に混乱を与えていないのか?という疑問については、「アンドリューはお母さんと過ごす時間が長い=日本語の環境が長いのでそれで文章の組み立て方などを学んでいるので、これに関しては混乱ではなくまだ言葉を組み立て段階である」との事。
であるので、また6ヶ月ごとにこれらのテストを受けて、どのくらいの言語を習得しているかとかを確認しながら、そしてまたプランを作り、キンダー(幼稚園生=アメリカの義務教育は5歳から)に上がるまでに言葉の習得を普通の子供のレベルまで上げる、という少し長い期間のプログラムなんである。
その上、彼らはアンドリューのためにプロジェクトチームを組んでくれ、これからの学習方法の他に言語学習が出来るプリ・スクール(保育園のようなかんじです)の手配やらまでセットアップしてくれるとの事。
それから驚きだったのは、「トイレトレーニングはどうですか?」と質問されたので「8月はもうほぼ取れかかってましたが今は逆戻りしてます」と言うと「ママ、すごい!がんばったわね~。これも私たちが応援します」と力強いサービスというか、支援プログラムがあるのだそうで、これもサポートします、とのこと。わーーい。
あとは、アンディが一人で夜眠れるように、という指導もサポートしてもらえると。
な、なんて良い群州サービスなんじゃーーー~~。日本じゃ自治体はここまでしてくれないでしょ?
これら全て無料です。NYから引っ越してきた人が「ここの群州の人たちのやる気はホント凄いから」という理由が良く分かりました・・・いや、これは知らなきゃ損だったし、問い合わせしてみてよかったです。
おんぶに抱っこじゃアメリカじゃ生きていけないのかと思ってたのですが、私の群州サービスはそうでもないな!
(NYはやる気が無かった、と近所のLさんは言ってましたのでアメリカ在住の方は各群州にお問い合わせください)
このプログラム、30日以内に始まるのだとか。
木曜日は水泳クラスがあるので、申し訳ないがこの日以外で、、というと「考慮します」と。ありがとうございます~。
あたしは、群州に税金払っても惜しくないと思った1日でした。