ウェブの日本のニュースを観ていたら、車中で母親の「ひざの上に抱っこ」していた子供が車外に放り出され、死亡したと。
ここアメリカでは膝に抱っこし、車に乗っている子供は見たことが今の所ありませんが、私が日本に住んでいたころは、よく見かけましたね、あと助手席にチャイルドシートを乗せてる人(子供をナンだと思ってるんだ?)。
アンディも例外ではなく「チャイルドシートに座りたくない」とか「ストローラーに座りたくない」とか「ショッピングカートに座りたくない」言う事が少なくはありません。
でもここで「そうだよねぇ、アンディ~、嫌いだもんね狭い所」なんて言って別の方法を与えてしまうと子供は賢いので「いやだって言えばなんでも思い通りになる」と学習してしまいます。
日本で働いていた頃に、座席になかなか座らない子供の親御さんに座るようお願いした所「だって、嫌がってるんでこれでいいです」といい切る親御さんも少なくなかったな。(結局座るまで出発できなかったんですがね)
でも、自分の子供すらコントロール出来なくてどうやってその子供の親と名乗るんだろうか、と子供を持った今でもとても思います。
アメリカに来て、あんまりストローラーやらチャイルドシートに座る時にワーワー言ってる子供をあまり見かけないなぁと思って近所のアメリカ人ママに聞いたら「だって、選択肢を与えてないもの」と。そのあたりは非常にタフなしつけをアメリカ人はしているようです。(他では?と思うルーズな子育てもありますが…)
それに習い、私もアンディにはしっかりいつも座ってもらってます、どんなに抱っこ!と言ってきても「ママは今お買い物中だからできないのよ、ここはアンディのお席でしょ」と言い聞かせます。そうしないと買い物に集中できないし、何より走り回られたりしると他の人の迷惑になるし。でも先日一緒にお買い物に行ったSさんに「アンディはおとなしくカートに座ってるもんだね?」と言われて嬉しかったなぁ、だって毎回おとなしく座るように私はアンディにしつけてるからね、ふっふーん。
このように、子供がワーワー言うときこそ、その親のしつけがどこまで子供に行き届いているか見せ所だと思います。そうすれば、こんな悲しい事故は起こらなかったはず。最近のチャイルドシートは横からの衝撃も緩和するなどのクッションがついたものを売ってますよ。(日本のほうがアメリカのより安全な気がするけど、何でつけないんだろう?)
日本のお母さん!日本人はすごいと賞賛する世界の人々がこの話しを聞いたらがっかりしますよ!自分の子供たちも世界中の人たちから「日本人は凄い」と言われるようしっかりしつけをしましょう。