アメリカのスーパーマーケットには日本で言ういわゆる「豚バラ」とか「豚コマ」とかとにかく薄切り肉が無い。

「薄切り」とパッケージに書いてあっても、日本人にとっては「どこがじゃ~」と突っ込みたくなるほど分厚くそして固い!


なんで、そういう時は、アジアンのマーケットに行って手に入れるしかない・・・のではなく、アメリカでは家庭向けにお肉屋さんで売っているあの「お肉のスライサー」が売ってあるのだ。


アメリカでお肉を買う・・・のは日本の価格とはそんなに変わりませんが、なんてったってお得なのは大きな塊をガツンと買ってきて何週間か掛けて食べるのが美味しいし、何より節約となります。(サンクスギビングの頃のブログに書いたとおりです。5~6キロのターキー一匹$13~4です)


更に。

たまーに、ブロックのハム5~6キロを$7で売っていたりすることがあるので、どーんと買ってきたりしますが。

何せ一日目、ローストをした後の処理が面倒。(ローストはホント簡単ですからね)


部位によって自分の包丁で「なるべく」うすくスライスしたり、角型に切ってサラダ用にしたりと処理が終わる頃には手は脂まみれです・・・。

だったら、そういうスライサーがあればもっと早く綺麗に仕上がるんじゃないか~と、在米16年の近所の日本人のSさんに「持ってる?」って聞いてみました。

Sさん宅はうちに比べると、とてつもない豪邸である!家の中にはご主人のご職業柄クマや鹿などの剥製が沢山置いてあります。(学者さんなんですねぇ、スミソニアンの)


そうするとSさん「あ~、それ私もBERKLEYちゃんに聞こうと思ってたの!」だと。

どうもその昔、Sさんの義理のお母様がまとめて買ったらしいのですが、お母様が商品を渡す前に自分で試して見られたところ、あまりの切れのよさに「恐怖」を覚え、こんな危険なものをお嫁さんにあげてしまってはいけないと返品された、とのこと。

また、、Sさんのお父様もこれによりスパッと指が飛んでしまったらしい・・・。


そぉかぁ~、じゃあその道を一本挟んだ別の日本人のMさん持ってるの?ときいてみたら、Mさんのご主人はなんとレストランご勤務だそうで、奥さんのMさんが「今日はしゃぶしゃぶにするから」と言うと、ご主人は出勤をされる前にしゃぶしゃぶ用にスライスしてくださるのだそう・・・うらやましい。

だから、Mさん宅にはあってもご本人は使っていないからわからないんだと。


・・・うーん、気になる~。

私たち、永住組みはこういうものは必需品なんですけど・・・誰か使ったことアル人いないかなぁ?