昨日は行こう行こうと思っていた洗車に行ってきました。

(年末年始はクリスマス前の雪で汚れた車ばかりで怒涛のように大混雑で近寄れなかったのだ→隣のガススタンドまで車であふれかえってたその数、ワンブロック分!)

さすがにマイナスの気温で家の前で車を洗おうとは思わないんだもん。


なので、旦那にひとつ聞いてみた。

ここは、アメリカ。アメリカはチップ社会である。サービスをしてくれた人に少し気持ちとして金額に上乗せするのがアメリカ。(レストランなどでは税金の2倍というルールもあります)

なので、洗車場のおじさんたちに、チップはいるのか?と旦那に尋ねたら「$20も払うんだ、いらない」。


なるほどー、やっぱりこういうのはネイティブに聞いてから行くに限る。


で、私の前に数台並んでお金を払ってるのが見えたので、お金を用意。

窓ガラスをコンコンとおじちゃんがたたき、「どもー、ハゥアーユー?」と挨拶。


おじちゃんは、メキシカンでスパニッシュなまりの英語で「どのコースにする?」と。

あたしは$20のコースしか聞いてなかったので「$20のやつ」と答えた。

おじちゃん、「いろいろコースあるぞ?いいのか?」「だから$20だよ!」と答える私。


おじちゃん引き下がらず「だから、$20より多くつめばもっと良いサービスするよ?」と言う。

でも周りの車の運転手さんは、そんなの払ってないし、それに、ちょっと待って。旦那はチップも要らないのだし、$20紙幣を渡せばいいんだ、つってた。と思い

「主人が$20のコースにしなさいって言ってたから$20なの、はい!」と$20紙幣を渡すと「分かった・・・」としょんぼりなおじちゃん。


世界でも愛想の良いと評判の日本人の皆様、これはとても大事な教訓ですよ。

海外に行くと、このようにワーワー言いくるめられて、結局多めに払ってしまう。

そのお金はサービスじゃなくて、彼らのポケットマネーにしかなりません!

英語が上手じゃなくて、フフフと笑ってごまかしているのは、日本人だけですよー。

ここは毅然と「NO!」と言ってくださいね。


悪いやつは、どこでもいます。自分自身がしっかり自分自身を守りましょう。


そして母はタフでなければここでは生きてゆけない。

と自分に言い聞かせながら、アンディを降ろして綺麗になっていく車を見つめていたのでした。