何か知らないけど、どこかで風邪をもらってきたらしい。
アンドリューは言葉がまだまだな分、どんなに気持ちが悪いか、っていうのを伝えられない分、相当不機嫌である。もうむちゃくちゃ。
夜は一人で眠りたくないからと、私と旦那の手を取って階段を上り(かわいいでしょ)、彼を真ん中にして眠るまで私たちは待ちましたよ~。
おまけにチャイルドシート乗車、断固として拒否!ときて、先週は2日間車で出かけることが出来なかった。
日本では子供が嫌がるからと、チャイルドシートに乗せないで出発する人もいるらしいけど、そんな恐ろしい事は私にはできなかった。だから車のオイル交換は旦那が家に帰ってきてから夜道を運転して行った。
ブースターシートやベビーシートも考えたんだけど、彼の体型には無理ということもあり、困り果てたところ旦那いわく「選択を与えるな」と。というわけで、3日目にしてやっとこさチャイルドシートに突っ込んで出発!
5分もしないうちに就寝。ああ、よかったよ。
別の日、ゴホゴホ言ってるのに、外へ行こうと私の手を取るし、靴履いてからね、と言ってもそれでもう機嫌を損ねる・・・。オムツ交換が嫌とかで、トイレに行った後逃げ回る・・・5分ほど追走・・・疲れるんだけど・・・。
というか、ここのところ、彼は毎朝6時前に起きるから、ずっと付き合ってて本当に辛いのはこのあたしだよ。旦那は威張って寝てるし。誰か助けてよーと思いつつ、やっぱり仕事も激減した私には試練なのかな、と一人落ち込むこの3~4日は、体力的にも精神的にも非常にクタクタでした。
今日は旦那の‘Hanukkah'プレゼント(ユダヤ教のクリスマスプレゼントにあたる)を買いにお店に行った。
幸い今日も車が出発して5分もたたずに眠りに落ちて、お店についても寝てる・・・のでストローラーに乗せて・・・というかラッキーなことに今日はずーーーっと眠っててくれたので2時間くらい久々のんびりお買い物が出来ました。私の好きな雑貨のお店だったしね。
ああー、風邪もだいぶよくなってくれたなーと思いながらレジに並んでいると、後ろに並んでたおばあさんが「よく眠ってるねー」と話しかけてくれた。「もうすぐ1歳半になります」なんて話なんかしたらね。
アメリカ人の言葉の中で私が一番好きな言葉を掛けてくれた。
「一分一秒、子育てを楽しみなさい」って。
日本では子供に向けて「元気で大きくなるのよー」なんて言葉は掛けるけど、お母さんにはあんまり励ましてくれないというか、私もあんまりこういう言葉は知らなかったんだけどね。
アメリカでは結構な確立で「‘Enjoy your baby!」って言われるんですよ。ほんと、これほど嬉しい言葉は無いもんです。
なので、頑張ってその後公園へつれてって、一緒に滑り台滑ったわよ~。
でも病気を一緒に乗り越えてやると、アンドリューもその分絆が深くなるのを感じるようで、どんなに娘や旦那が家にいようがママの手を取って抱っこ、とやってくる。
子育てとは、親も子供に育てられる、そしてその親も別の親を育てる総合教育だなぁ。