というわけで、無事に出産を終えて病室に車椅子に乗せられ移動…旦那と娘はどこいった!?
分娩室に放置された私の荷物たち…どうすんの。
ナースに聞いたら「アンディを見に行ってるよ」って。私だって見たいっつーの。
でもぶっとい点滴が2本腕に刺さってるわ、とにかくダルイから声も出せない、気はなんだか遠くなる・・。
そのうち「ルームサービス(夕飯のこと)が終了しますので早くオーダーしてくれ」と電話がかかり、とにかくお腹の空いてしょうがない私はビッグなミールをオーダー。
でも来たのはほんの数量・・・・。なんだよ、オーダー間違ってるジャン。
持ってきたメキシカンに「これだけ!?」と怒り爆発したら「オーダーの仕方が間違ってる」と指摘されて終わり。
そうか、ここは病院だからアホみたいに食べられないんだな、っち。
ちょっとしかないミールなのに最後に取っておいたシーザーサラダ、娘に食べられてしまった・・・。
旦那が超怒って「彼女の物だから返しとけ」と言ったが所詮は子供。食い気には勝てないんだ。
子供相手に怒るのも大人気ないし・・・というわけで我慢我慢・・。カフェテリアでなんか買ってきてもらうか。
入院初日はとにかくテレビの音や話し声でさえも雑音にしか聞こえなくて、テレビのモニターなんかは眩し過ぎてロクに見えなかった。彼の娘がずーーーーっとディズニーチャンネル掛けてたけど、普通のなんでもない時でも、アホになりそうだから今日はなおさらアホになる!悪いけど消してもらった。
その後、ケビンが奥さんのコリーンとアンバー、カイルをつれて病室にやってきたが、本当に申し訳ないけど疲れすぎて早くに帰ってもらった。旦那も娘ももちろん元気なんだけどねぇ、私は冗談じゃないわ。
てなわけで、娘も帰った後旦那とアンディの3人となった病室。
やっと静かになって寝ようか~というときにナースはやってくる。
3~4時間おきに血圧と検温、そして痛み止めの薬の処方、眠れない!
夜中はさすがにアンディは新生児室に預けてと思ったらおばあちゃんナースが「お腹空いてない!?」と有難いお言葉。でもカフェテリアはしまってるんじゃ・・・と言うと「頼んで持ってきてあげる」と。
というわけで真夜中にチキンサンドをほおばる私たち夫婦・・・。おまけにプリンとヨーグルトも貰った。
ありがたいねぇ。
このおばあちゃんナースは喜んで新生児室にドリュー君を預かってくれ、翌朝彼の様子を事細かに私たちに教えてくれた、プロフェッショナルナースであった。
でもって翌日。
旦那に「マックでいいからフレンチフライ買って来てよぉ」とおねだりするとスムージーつけてもってきてくれた。ありがたいねぇ。病室から見る外の景色は良い天気だからちょっと外気吸いたい、と言うとナースに激怒される。
マミーは病室、病棟から出てはいけません。のだって。
その後わかったけど、ベイビーも退院の許可が出るまでは病室から出られません。
なんか気力が元に戻ってきたから動き回りたくなってきたのに・・・。
これじゃあ檻の中じゃん。
じゃあ~~、シャワー浴びていいですか!?との答えはOK!ああ、楽しみはシャワーだけかい。
とにかくテレビすら観れない位疲れてるから、本とか書類とか病院の人たちが持ってきてくれるけど見る気もしないから楽しみがないのだ。
昼間はアンディと3人でお昼寝。
旦那と一緒にオムツ換え、乳やりを楽しみました。それしか楽しみないんだもん。あと食べるくらいしか。
そのうち娘がやってきて「私にやらせて!やらせて!」攻撃が始まる。
全部やりたい娘にちょっとウザク感じてきた私・・・いけないいけないと思いつつ黙って我慢してた2日目。
その我慢が高血圧症を引き起こしてしまった事は言うまでもない。下手したら私のベッドを占領してくる始末だ。
そして最終日。
色々なストレスが溜まってきて遂に高血圧となって現れてしまった。
上143、下100とか見たことない数値に、高血圧の旦那「俺より凄い!」と。
これでは退院できませんよ~とドクターのお言葉にがっかり・・・。
でもこのまま入院もいいかなぁ、うるさい人たちいないし。ナースがベイビー面倒見てくれるし。
犬の面倒見なくて良いし。
と思ってたら旦那がすごい心配してくれてずっと看病してくれた。まぁ家に帰ってもいいかなぁと思うくらい。
てなわけで、退院時刻12時から遅れること数時間・・・。病院のプロのカメラマンにアンディの写真を撮ってもらい、無事に我が家に戻りました。
旦那は私の血圧が心配で心配でナース以上に何度も血圧を計り、看病してくれる。
有難いかぎりです。
この人と結婚して良かった~。子供授かってよかった~。
でも家に帰ったらまた始まった娘の「私にやらせて」攻撃・・・。
退院2日後にさすがに耐えられなくなり旦那に30分でいいからアンディと2人の時間を設けるように。と話し合いをし、血圧もだいぶ落ち着いてきました。
1ヶ月位したらどうせ飽きるでしょう、犬ももう殆んど彼女は世話してないし。