四国八十八ヶ所霊場
第72番札所
我拝師山 延命院
曼荼羅寺
（がはいしざん えんめいいん
まんだらじ）
🌼樹齢1200年の不老松に刻まれた🌼
🌼弘法大師空海様のお姿🌼
笠松大師様
香川県善通寺市にある
四国八十八ヶ所霊場
第72番札所 曼荼羅寺。
創建は飛鳥時代の
推古４年（596年）と
四国霊場で最古のお寺になります。
開基は行基様がなさいました。
当初、
弘法大師空海様の一族で
讃岐の国の領主であった
佐伯家の氏寺となり、
【世坂寺（よさかでら）】と
呼ばれていました。
それから後に
唐から帰った弘法大師様は
お父様の菩提寺として
【善通寺】を建立。
続いて、
弘法大師様は
この曼荼羅寺に
唐から持ち帰った
胎藏界大日如来様をご安置し、
お母様の玉依御前様の菩提寺として、
再興した、と
伝えられています。
本日はその弘法大師空海様の像、
【笠松大師様】の御写真にしました。
【笠松】は
かつて境内に大きな根を張っていた
樹齢1200年を超えるの不老の松といわれた
松の名前です。
【笠松】は
弘法大師様のお手植えの松として
香川県の自然記念物にも指定され
地元の方々やお遍路さんに
愛され親しまれていましたが
2001年春〜2002年にかけて
残念ながら
松くい虫の被害に遭い、
枯れてしまいました。
【笠松大師様】は
その不老松【笠松】の幹を刻んで
作られた
弘法大師空海様の像です。
お遍路さんは
この笠松大師様に手を合わせ、
そのお姿を通して、
かつての生命力に満ち溢れた
笠松の姿を思い浮かべ、
懐かしんでいます。
〜2021年 9月撮影〜
🌿🌼華王（りりぃ。）🌼🌿
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🌼曼荼羅寺 大日如来様🌼
