増える女性、子ども?若者の自殺。ライフリンク清水さんが説く「自殺は個人ではなく社会の問題」
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2021/55066

新型コロナウイルスの影響による、女性や若者の自殺が増えている。

2020年における総自殺者数は2万1,077人(暫定値)。男性は前年よりも26人減少した1万4,052人、逆に女性は2019年から934人増加し7,025人と2年ぶりに増加に転じた。若年層に至っては、小学生が15人、中学生が145人、高校生338人の合計498人に上り、1978年の統計開始以来最多だった1986年の401人を超えている。

もとより諸外国と比べて高い日本の自殺率。いま女性や若者たちに一体何が起こっているのだろうか。

今回話を伺ったのは、NPO法人自殺対策支援センター ライフリンク(外部リンク)の代表である清水康之(しみず?やすゆき)さん。2004年から日本の自殺問題に取り組み始め、2006年に制定された「自殺対策基本法」の立案などに関わり、また2016年の同法改正を契機として開始した「日本財団 子どもの生きていく力 サポートプロジェクト(旧日本財団いのち支える自殺対策プロジェクト)」(外部リンク)では、都道府県版および市区町村版の自殺対策計画モデルの形成や子どもの自殺リスクをマネジメントする多職種連携チームのモデル構築に携わっている。

清水さんが考える日本の自殺問題の背景にある課題と、解決するために必要な取り組みとは?