爽やかなお天気の夕方、
ベランダにでている
小太郎師匠は、
真剣
です。
もっとも、
真剣ではない
小太郎師匠を、
あまり見たことは
ありません。
少なくとも、
目つきは
いつも
真剣です。
ルーバーのすき間から、
下界を
観察中です。
猫だからと
侮るなかれ！
猫は、
意外とたくさんのことを
把握しています。
人間と同じ言葉を
話せないからと言って、
回りで起こっていることを
理解できていない
というわけではないのです。
言葉は、
回りを理解するための
手段のひとつ
に過ぎません。
あまり
言葉だけを偏重すると、
落とし穴に
気づけません。
まずは、
まわりを
よく
観る
こと。
そして、
聴く
こと。
全ては、
そこからです。
これも、
小太郎師匠から
学んだことです。