新橋駅から横浜駅まで四十分くらいの距離なのだが、その時間は彼に「

は、とてつもなく長い時間を要しているように思えた。

 どれほどの時間を計る体内時計は。すべての運動を停止しているかの

ようにさえおもえた。 もっているはずの思考回路がパチパチとはじけて

壊れるような錯覚に囚われる。 テレビや映画などで観る、あの破壊シー

ンのようだ。  彼にとってのショックの度合いを計るかのように、そのシー

ンは、突然!! 彼の視聴覚から色という色を奪い取り、そこにはモノクローム

のの世界が展開し始めた。                 つづく