私小説ここでの独白に、私小説を。 時代背景は、昭和四十四年頃。 午前十時から、午後十時という勤務時間体系の中では、殆ど乗ること のない時間の車窓から見える灯りの移ろいは、真暗闇の海そのものの ようで、ビルのネオンや、街灯や、家々の灯りを見るともなしに、、彼の 眼は、宛所もなく彷徨っていたいた。・ つづく