Day 12・・・療養中・・・Belorado
2011-05-30
歩けないほどのヒザの痛み。
生まれてこのかた、「ネンザ、骨折、じん帯損傷、脱臼」というものが未経験。
故に、原因がサッパリわからねぇ。
ベッドでヒマなので、考えた。
杖を2本持ち、下り坂は「人に心配されるくらい」ゆっくり歩くことにしている。
ミシュランのガイドどおりに、一日平均20kmちょいしか歩いてなかった。
ムリが祟った、とは思えない。
「蓄積疲労」とかいうモノがあるのかな?
他に考えられるとすれば、
1:酔っ払って、2段ベッドから転落していた。
2:いびきがうるさ過ぎて、怒った誰かのエルボーを喰らっていた。
3:薬を塗ってくれたお姉さんに指摘されたのだが、ヒザに虫刺されの痕あり。
どれも無さそうだなー。
原因が不明というのは、困ったもんだ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
昨日は昼間、ずーっと寝てたので、
夜、眠れず困った。
歩いてないしね・・・・・
しかも、向かいの1番&2番ベッドの二人のイビキが強烈!!
耳から血が出そう・・・・・
ちなみに、1&2は、昨夜メタボさんと私の寝床。
このベッド、呪いがかかってるのか?
7時、起床。
優しいオスピタレイロのおじさんは、心配して診にきてくれた。
丸一日休んだのに、痛みは引いていない。
もう一泊していきなさい、と言われた。
(横になっていれば無痛なので、その点は助かったけど)
回復の気配もナシというのは、さすがに不安になる。
(カミーノ中断???)
(普通の観光旅行に切り替えるべきか?でも、下調べしてきてないし・・・このヒザでは、それすら困難)
(そもそも、病院送りか?)
(一応、旅行保険には入ってきたけど、海外で病院にかかるのはコワイ・・・)
どんどん悪いほうへ考えてしまう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
腹も減ったので、気分転換に外出してみよう!
とはいえ、松葉杖が欲しい程の病状である。
薬局の前に、まず銀行に行く必要があった。
現在、所持金は約100ユーロ。(¥11,000)
昨今、ヨーロッパを旅行する人は、カードを持ってくでしょう。
VISA とかMasterとか・・・・・
私は用意する前に渡航日を迎えてしまい、「トラベラーズ・チェック・・・旅行者用小切手」という古風なシロモノを持ってきたのです。
ここベロラド、「村」というより「街」くらいの規模があったので、換金できると思ってたのですが・・・・・
結果・・・・・銀行3軒まわって、換金できず。
「Burgos ブルゴスへ行け!」
って言われちゃった。
銀行員、簡単そうに言ってくれるけど50kmあるんだよ、ブルゴスまで。
(`ε´)
また新たな不安材料ができてしまった。
ブルゴスでも換金できなかった暁には、マドリッドまでヒッチハイクするはめになるんだろうか??
財政は悪化してるが、クスリは必要だ。
薬局に駆け込んで「ヒザが痛いんす」と言ったら
即、出された塗り薬。
カミーノ沿いの薬剤師さんは、こんなのに慣れてるのか?
あ、これならオレでも知ってる。
イブプロフェン系の鎮痛薬だべ?
でもさ、鎮痛薬でごまかしながら歩くって、怖いものがある。
これでいいの??
心細いサイフから、7ユーロが出ていく。
夕方、外食しようと思ってたが、大雨になっちゃった。
スペインでこんな雨を見るのは初めてです。
プール&ウサギ&アヒル付きの中庭が使えないのは残念。
キッチンも混雑・・・・・
と、庄司さんという日本人男性に会う。
ケガをして心細い時、日本語を話せる相手がいるのは、なんと嬉しいことでしょう!
トマトを頂いてしまった。
さらにハンガリーのおばちゃんと楽しく食べてると、
ドイツのご夫婦がパスタ(チキン&トマト)をおすそ分けしてくれる。
ヒザは痛いし、停滞するのはもどかしかったけど、
みんな優しくしてくれた。
初日、ピレネーの登り道で聞いた言葉は本当だったのです。
感謝!感謝!感謝!




