四国遍路 歩き野宿旅 -46ページ目

Day 12・・・療養中・・・Belorado

2011-05-30 


歩けないほどのヒザの痛み。


生まれてこのかた、「ネンザ、骨折、じん帯損傷、脱臼」というものが未経験。

故に、原因がサッパリわからねぇ。


四国遍路  歩き野宿旅-dormitory belorado camino

ベッドでヒマなので、考えた。


杖を2本持ち、下り坂は「人に心配されるくらい」ゆっくり歩くことにしている。

ミシュランのガイドどおりに、一日平均20kmちょいしか歩いてなかった。

ムリが祟った、とは思えない。


「蓄積疲労」とかいうモノがあるのかな?


他に考えられるとすれば、


1:酔っ払って、2段ベッドから転落していた。


2:いびきがうるさ過ぎて、怒った誰かのエルボーを喰らっていた。

3:薬を塗ってくれたお姉さんに指摘されたのだが、ヒザに虫刺されの痕あり。


どれも無さそうだなー。

原因が不明というのは、困ったもんだ。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


昨日は昼間、ずーっと寝てたので、

夜、眠れず困った。

歩いてないしね・・・・・


しかも、向かいの1番&2番ベッドの二人のイビキが強烈!!

耳から血が出そう・・・・・


ちなみに、1&2は、昨夜メタボさんと私の寝床。

このベッド、呪いがかかってるのか?


7時、起床。

優しいオスピタレイロのおじさんは、心配して診にきてくれた。

丸一日休んだのに、痛みは引いていない。

もう一泊していきなさい、と言われた。

(横になっていれば無痛なので、その点は助かったけど)


回復の気配もナシというのは、さすがに不安になる。

(カミーノ中断???)

(普通の観光旅行に切り替えるべきか?でも、下調べしてきてないし・・・このヒザでは、それすら困難)

(そもそも、病院送りか?)

(一応、旅行保険には入ってきたけど、海外で病院にかかるのはコワイ・・・)

どんどん悪いほうへ考えてしまう。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


腹も減ったので、気分転換に外出してみよう!

とはいえ、松葉杖が欲しい程の病状である。


薬局の前に、まず銀行に行く必要があった。

現在、所持金は約100ユーロ。(¥11,000)


昨今、ヨーロッパを旅行する人は、カードを持ってくでしょう。

VISA とかMasterとか・・・・・

私は用意する前に渡航日を迎えてしまい、「トラベラーズ・チェック・・・旅行者用小切手」という古風なシロモノを持ってきたのです。


ここベロラド、「村」というより「街」くらいの規模があったので、換金できると思ってたのですが・・・・・


結果・・・・・銀行3軒まわって、換金できず。

「Burgos ブルゴスへ行け!」

って言われちゃった。


銀行員、簡単そうに言ってくれるけど50kmあるんだよ、ブルゴスまで。

(`ε´)


また新たな不安材料ができてしまった。

ブルゴスでも換金できなかった暁には、マドリッドまでヒッチハイクするはめになるんだろうか??


財政は悪化してるが、クスリは必要だ。

薬局に駆け込んで「ヒザが痛いんす」と言ったら

即、出された塗り薬。

カミーノ沿いの薬剤師さんは、こんなのに慣れてるのか?


四国遍路  歩き野宿旅-ibufen

あ、これならオレでも知ってる。

イブプロフェン系の鎮痛薬だべ?


でもさ、鎮痛薬でごまかしながら歩くって、怖いものがある。

これでいいの??

心細いサイフから、7ユーロが出ていく。


夕方、外食しようと思ってたが、大雨になっちゃった。

スペインでこんな雨を見るのは初めてです。


四国遍路  歩き野宿旅-cuisine camino

プール&ウサギ&アヒル付きの中庭が使えないのは残念。

キッチンも混雑・・・・・


と、庄司さんという日本人男性に会う。

ケガをして心細い時、日本語を話せる相手がいるのは、なんと嬉しいことでしょう!


四国遍路  歩き野宿旅-quatro cantones

トマトを頂いてしまった。


さらにハンガリーのおばちゃんと楽しく食べてると、

ドイツのご夫婦がパスタ(チキン&トマト)をおすそ分けしてくれる。


四国遍路  歩き野宿旅-quatro cantones belorado

ヒザは痛いし、停滞するのはもどかしかったけど、

みんな優しくしてくれた。


初日、ピレネーの登り道で聞いた言葉は本当だったのです。


感謝!感謝!感謝!