パチマガ公式ホームページ や公式ツイッター でご存じの方もおられると思いますが、池上蓮さんが先日お亡くなりになられました。
昨年あたりから、連載原稿にも体調がすぐれない旨の記述が見受けられるようになっていましたが、こんな突然な形で急逝されるとは思ってもいませんでした。
本誌でも自伝的小説の完結掲載や追悼企画が予定されているようですので、お見送りの意味でもしっかり読みたいと思います。
個人的な思い出は、3回権利物やミサイルを追われていた頃のストーリーです。わしはまだ読者の立場でしたが、喰い扶持機種がいつも同じだったので生意気にも心の中で勝手にライバル視しながら読んでいました。今、考えれば身の程知らずというか、恥ずかしいほど井の中の蛙でした。
やがて当時は考えてもいなかった本誌ライターとなり、それでも全く接点は無いまま数年が経ちました。
そんな中、開催された昨年のパチマガ王決定戦。
この場が最初で最後の出会いになるとは、まさか考えてもいませんでした。
開会式でトーナーメント抽選が行なわれ、わしの対戦相手は緑山さん。13時間体感記でもなかなか勝てない相手なので初戦敗退が頭をよぎったですが、もし緑山プロを破れば次戦で池上さんと対戦です。
あれから10数年経った今、わしは小蛙のままなのかガマ蛙ぐらいにはなったのか、現実に戦えるチャンスが巡ってきたのです。
緑山さんには負けて元々やし、もしも勝ち上がって池上さんと戦う事を想定して実戦機種は大海2を選びました。初めてネタばらしするんですけどね。
能書きはさておき、パチマガ王1回戦では予想通り緑山プロに完敗。本誌に実戦データすら載らないザコっぷりでした。そして悲願の海対決は幻に終わりました。
それでも一言二言ですが、開会式でお話しできたのが最期の想い出になりました…。
もし対戦が実現した時に使おうと思って撮ったものの、わしがヘボすぎてお蔵入り。
このポーズは「お互い大海で勝負だ!」の宣誓だったのですが、続きはわしがそちらに逝くまで待っていて下さい。
約束ですよ。