たまにしか打たないライトユーザーでも、某社の台枠問題は知っていると思う。
詳細や経緯までは知らなかったとしても、どのホールへ行こうが台に貼られた断り書きを目にする。
いくら天災でなく人災とはいえ、製造メーカーの事を思うといたたまれない。
先月から休止を余儀なくされた台は、ホール経営に響くのでメーカーが補償をする。
まず「台の引取り」。新旧で金額の違いはあるが、措置としては当然。
不良品を出荷してしまった以上、買い取らざるを得ない。
続いて営業補償。これに関するホールの対応が少し気になる。
不良品の対応であれば、メーカーなら自社製品による代替機で補填するのが一般的。
しかし現行台枠の不具合につき、それもかなわない。やむなく他社製品に替える他ない。
そうなれば新たな機械を買う費用も発生するし、稼動休止中は売り上げもゼロになる。
そこで問題が発生した日から約2週間、1台当たり○円×○日間の営業補償が支払われる。
ここからが個人的見解やけど、この営業補償は安いと思う。
これはメーカーに対しての意見でない。補償の意義からしたらむしろ良心的やと思う。
実際には電源を入れてても、まともな台売が上がらない台(店)も多い。
売上どころか電気代だけで赤字。
それを考えれば一律いくらで補償してくれるのは、ホールによってはありがたいはずやと思うのです。
「安い」というのは、アウト3~5万の稼働から見た場合。
悲しいかな某社の機種でそこまで動いてるのは少ないと思うので、金額的には妥当かと考えてます。(補償内容は地区の事情を鑑みた個別対応なので、全国一律ではないようです)
簡単に言うと、繁盛店ならともかく、ガランガランの店やと貼り紙状態で閉鎖しておくほうが、電源を入れておくよりよっぽど儲かる訳でです。
本来なら別なる新台(中古も含む)とか倉庫に眠ってるチョイ古い台を臨時で入れるとかすればええのに…。と思うのです。
代替台の手配には実費も必要やし、書類の申請やらいろんな手間も掛かる。
そこはわかるんやけど、わしの見た限りでは大半の店が、補償期間ギリギリの2月1日まで貼り紙閉鎖してた。
ホールの厳しい経営事情もわかるけど、いずれ何らかの機械に替える時が来るんやから、迅速に入替して本来の台売なり台粗で商売すべきやないかと。
どうにも、よってたかってメーカーからの補償金を少しでも得ようとしてるようにしか見えんのです。
部外者には知り得ん事情があるのかも知れんですが…
という事で、名古屋班はやはり名古屋メーカーを応援せなアカン。
旧枠は問題なく動いてるので、昨日は某社直営店で稼働!
と言っても、故意に負ける器量はないので、チョビプラスになったところで終了
頑張れ某社!! 奮起を期待してます!!