こないだマフラーを引っ張り出してみたら・・
長い茶髪が毛玉に絡み付いてた。
わしは髪を染めた事も無いし、
謎の女が・・、ゆう訳でもない。
そうか。そうやった。 ・・あんな事もあったのう！
初代冬ソナの直営店実戦で軍団が襲来！
軍団長ドテっち、へろん（懐かしい）、後は誰やったか忘れた
開店から並んで、台を押さえて黙々と実戦。
全員持ち玉も出来て少し落ち着いてきた、昼すぎ。
軍団長がわしのそばへ来て、耳元でささやいた。
「こんばんは！ラッシャー木村です」
・・じゃなくてこっち↓
「このへんにヅラを売ってる店あります？」
いきなりヅラってカツラの事？ 一体、何の為に・・
「ヨン様のカッコをして写真を撮らないとダメなんです。」
誌面用にコスプレをする訳ね♪
当時はかろうじて韓流ブームが残ってたし、
ヨン様のヅラも宴会芸用に売ってた。
ココから近い店は東急ハンズかのう・・。
でもハンズで売ってるもんは高いのよね、結構。
「あの方の指令で、チープな物を買わないとダメで・・」
それならドンキホーテまで行くしかないですのう。
しかし、休憩札でササッと往復できる距離やないのよね。
電車やと駅からかなり歩く必要あるし。
ほならわしのサイクロン号でひとっ走りしてきまっさ！
「いや、私が行きます・・」
バイクで行っても片道20分はかかりまっせ！
名古屋の都心の道順もわからんのとちゃいます？
やっぱりわしが買い出しにいったほうが・・
「それが私の使命ですから」
お、男だ・・ 判りました。 では、わしのバイクで良ければどうぞ！
軍団長がまたがると黒王号に早変わりやのう。
見送っていると、どんどん後ろ姿が小さくなってゆく。
・・もう１時間が経とうとしている。それにしても遅いような。
まさか事故！？ あるいは道に迷ったか？
やっぱりわしが行くべきやった。
軍団長に買い出しさせたらあかんやろ・・。
ぐぐぐ・・ また自責の念に苛まれてしまう。
しかし大丈夫なんやろか？ 安否もわからんし。
そこでわしの携帯が鳴った！！
「カギ穴にカギが入らないの・・
」
ええっ？さっきはどないして運転してたんや？（笑）
どうやら盗難防止のキーシャッターが開かないらしい。
えっと、シャッターを開けるカギを、カギ穴横のカギ穴に挿して・・
「・・意味がわかりません」
確かにその説明では解からんか。 何て言えばええんかのう・・
「あ！ 開きました♪」 ○凹 ｺﾃｯ
軍団長ドテチンは無事に戻り、実戦も終了。
わしも含めて、全員がヨン様ヘアーにマフラー巻いて撮影。
一時はどうなる事か思ったけど、「旦那についてきて良かった！」
半月後、パチマガのどこを見てもわしのヨン様だけ載ってない・・
ボツでした