こないだ書いたパチマガ攻略軍団との出会い では、
暴走機関車ジャイロの宇宙パワーに押されっぱなしで終わった。
しかしその影にもドラマはあった。
わしも軍団も朝6時だか7時だかから並んでて、
昼すぎには ・・もう腹ペコペコ。
それでも業界を揺るがす新内規を打ち崩すべく、みんな必死。
ポンポン♪
そんな時、わしの肩をドテチンが叩いた。
「アンドレさん、このへんにコンビニはないですか?」
「一応、2軒あるですが、どっちも遠いんですわ・・ すんません。」
「えっ・・ 徒歩では行けないんですか!?」
「歩いてやと片道20分ではきかんかも。クルマでもないと無理かな・・」
「ちなみに何を買うんです? 良かったらわしが買ってきますわ。」
「軍団の分の食事を買おうかと・・。」
「読者さんにそんな事は頼めないですし、夜まで我慢しますよ。」
「ほならわしのスクーターを貸しましょうか? 自由にどうぞ♪」
「それは助かります! ではお言葉に甘えて・・」
ほどなく軍団長ドテチンは戻ってきたが、
ドテチンを待つ間、考えてた。
見知らぬ名古屋の郊外で、知らんオッサンのバイクにまたがり、
コンビニを探すドテチン。
「(新幹線でこんなトコまで遠征してきて、オレは何をやってるんだ・・)」
そんな思いが、ふと頭をよぎってやしないだろうか?
どう考えても地元のわしが、ササッと行ってくれば済んだんちゃうか。
万が一にも事故とかに遭ってたりしたら、わしのせいやで・・
激しく自責の念に苛まれていたわしの目の前に、ドテチンの手が!
「アンドレさんもたくさん食ってくださいよ♪」
両腕いっぱいに抱えられた、大量のおにぎり。
わしは身内でも何でもないのに・・ ただの読者やのに・・
こんなわしにも食べろやなんて。
どんな具だったやったかは全く覚えてないけど、
ちょっとだけ塩味が増した、おにぎりになった。
よし!これからは旦那について行こうっ!!
少しだけ捨丸の気持ちになれた。当時はまだなかったけど(笑)
そんな軍団長ドテチン に涙してみたい人は・・
ココに行けば会えるのだ。