ソメイヨシノって短命なんだ
この時期結構忙しくって、日の高いうちに花見することはあまりない。今年も、もう満開になってしまった!道すがらなんとなく桜を眺めるだけだが、それで我慢しよう。ところで、昨日とある公園で、葉っぱが付いた細かい枝がニョキニョキ出ている桜の木を見かけた。これ(さくら)てんぐ巣病といって、寄生木(ヤドリギ)に大変よく似ているウィルスが原因の病気らしいです。数年か前から、こういうのをかなり見かけるようになって、気にはなってました。桜の品種はものすごく多くって、600種とかそれ以上とか言われてます。かなり通な人でも判定には手こずるようで、ど素人の竈猫なんか、ほんの幾つかしか分かりません。ちょっと整理すると、■山桜系 ---花と葉が同時に付く 山桜、大島桜■エドヒガンザクラ系---長寿、天然記念物多し エドヒガンザクラ、ベニシダレザクラなど *三春の滝桜はベニシダレザクラ *山梨の神代桜、盛岡の石割桜は、エドヒガンザクラ *ソメイヨシノは、エドヒガンザクラの園芸種■ヒカンザクラ(カンヒザクラ)系---ソメイヨシノの前に咲く カンヒザクラ、カワヅザクラ、オオカンザクラなど *花の色がソメイヨシノより濃いめ■サトザクラ系---オオシマザクラやヤマザクラなどの人工交配種の総称 ウコン桜、シオガマ、キクザクラなど *園芸品種なので、ある所にはある程度。うちの近所でも一か所しかない。と、この程度しか分かりません。このように、いろんな桜がありますが、てんぐ巣病に罹るのは圧倒的にソメイヨシノが多いんだそうです。ソメイヨシノは自家受粉しても殆ど発芽することがなく(自家不和合性が高い)て、ほぼ接ぎ木でしか増やせないのだそうだ。遺伝的にも劣勢であるらしく、病気に弱いというデメリットがあるようだ。なぜこんなに弱いソメイヨシノを好んで日本中に植えたんだろうと疑問がわくのだが、葉は花が咲いた後に出る(、つまり見栄えが良いとされる)こと、花自体が他種より大きく見ごたえがあること、この二つの長所のためだろうか。個人的には、花と赤茶色の葉が同時に現れる山桜の方が好きだし、花色が濃いピンクの寒桜の方が好きなんだけど。ソメイヨシノの寿命は50~60年と言われてますが、エドヒガンザクラとか野生種など600年や700年はザラに?ありますね(もとい、天然記念物指定だからザラは言い過ぎ)。秀吉が愛でた桜はたぶんヤマザクラだと思うんですが。ソメイヨシノの寿命が60年って、意外に短命なのであります。あちこちのソメイヨシノが天寿を全うしたときは、別の桜を植えてもいいんじゃないか?と思うのだけど。