神様からのパスポート | ANDO YOSHIMI MEDIA BLOG

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       神様からのパスポート



お宮参りをすることは、赤ちゃんの健やかな成長を祈るだけではない。


「産土神」の子として、みんなの仲間入りの証を頂く、その為の「産土神」へのご挨拶、大切な神様への礼儀作法である深い意味を知りました。


例えて言うならば、日本の国籍を取得する時、まずは日本政府に国籍の入籍を申請する。入籍の許可が下りれば、日本のパスポートが頂ける。このことと同じなんですね。


考えてみれば、地球上、それぞれの国の土地にも、その土地の守り神の祖神がいる。
マヤ神話、アフリカ神話、北欧神話、インディアン神話、エジプト神話、ギリシャ神話、中国神話、朝鮮神話など。


祖神って、何で「おやがみ」って言うんだろう。
親という神みたいで、身近に感じるね。とても安心する。


祖神という「おやがみ」は、血のつながった一個人のママやパパというのではなく、ジージやバーバというのではなく、その土地に住むすべての子を守る役割をする親の存在なんですね。   


地球全土に、それぞれの国に、その土地の環境やその土地に住む人々を守る役割の神がいて、本当によかったね。
地球上のすべての人々に平安や幸があれば、戦争など起きない、平和は自ずからやってくるものだ。
ですから、他国の神をけなしたり否定するのはよくないと思う。


ちなみに、わが社の「マザーロータス」のコンセプトとは


「マザー」の意味は、一個人のパパママというのではなく、みんなのパパママという意味です。まさに、「産土神」のことですね。
「ロータス」の意味は、マザーをめざし、その役割を頂きましょう、という意味。


マザーとしての役割なら、いくつ年をとっても退屈しない、老いる、老いて行くことも、楽しみだ。


時間が存在しない空間に、「老いる」などというものは存在しない。
ゆえに、私には孫など存在しない。
子も、子の子も、子の子の子も、またその子も、永遠に私の心の子だ !


神社で体験した、あの「独特な空間」、
その空間は、無限次元だったのだろうか。


私は、日本の神社から「老いる喜び」を得た。
孫や、孫の友達も、その孫たちの世代を守りたい、そう思うと、心の底から無限の喜びが湧き出るのだ。

そうすると、老いて行く不安や寂しさ、孤独さが消え伏せ、「老いるうつ」は自ずから晴れた。


すべての子に祝福あれ、すべての子に幸あれ。


あんどうよしみ