古代文字の部首と言っても、
部首は、漢代の許慎が『説文解字』にて纏めたのがはじまりなのだから、
占いを彫った甲骨文(こうこつぶん)や
青銅器の文字の金文(きんぶん)は、もっと、ずっと前。
だからといって、
許慎が、後に纏める部首、例えば、後のウ冠である「宀」(べん)の字形は、甲骨文にも金文にもある。
甲骨文「宀」
また、単体でなく、例えば、安東の「安」などの文字で使われている。
だから、
分かり易いように、説明する時には
「甲骨文の部首」とか、「西周金文の部首」と言っている。
最近では、
使い続けてきたので、
本格的に、甲骨文や殷代の金文を含む西周金文の部首整理をしている。
単体での使用がなくても、
会意文字や形声文字で使用されている場合は、抽出して字形を見せることができるため、
文字確認をするために、部首の字形をお見せすることはとても大切だと思うようになってきた。
その思いもあって、
今朝は、
部首を入れたUSBと睨めっこしてきた。
人の姿シリーズは、膨大な数でカオスとなり果てていたので、
あいうえお順にした。見事にすっきり。
「糸」の部首に、「𤔔(らん)」を含む文字たちを入れて、
これまた大満足。
例 文字化けするのだろうが→ 毛公鼎にも含まれる「𤕌・紳・練・緟・𤳞」も「糸」の部首に入れた。
この部首の中に入れているのは、
一文字の文字変遷。
ネットの国学大師や小學堂甲骨文 、小學堂金文
また、この古今文字集成でも簡単に見られる。
ただし、
簡単に見られる便利さが、
逆にじっくり見ることを奪ってしまう気がしたため、
ネットの文字全体をコピペして貼るのではなく、
ネットは使用するのではあるが、
一文字ずつコピペして貼っている。
一文字の変遷を、
じっくり辿れる、楽しい作業である。
遅々として進まず、また、今朝という時間は、もはや昼となってしまった。
あ~
資料未完成の古代文字書家の安東麟でした~。
























