いつまでもデブと…。バンコ、ヘアスプレー、他
ひと月ほど前のこと、飛行機の中で『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』を観て、遅まきながら、突然炎の如く、ジェシカ萌えしてしまった私です。これから「ジェシカ・アルバ」様の過去出演作を少しづつ踏破してゆくべく、『ダークエンジェル』『シン・シティ』『ファンタスティック・フォー』『イントゥ・ザ・ブルー』などを見て参ろうという、新たなる人生の生き甲斐が生まれておる次第です。
とまあ、外国人に眼を奪われているうちに、我が最注目アイドル、即ち、元おはガールのみづき、こと、「菅澤美月」様がいろいろ活動を始めました。ところが現在、多忙すぎて、なかなかチェックがおっつかない。TBS『3年B組金八先生』は録画だけしてまだ見てない。同じくTBS『24のひとみ』は超面白いんだけど、あまりに深夜すぎるうえに、テレビ欄にも載ってないから、ときどき見逃してしまうことがあります。こりゃファン失格でしょうか。11月には写真集も出るようであります。
また、これもかねてより秘かに注目していた「山岸舞彩」様(元・東レ水着キャンペーンガール、元JJ専属モデル)が、所属事務所をセントフォースに移籍、テレビ朝日『やじうまプラス』の天気を担当するようになりました。こちらは早朝すぎて、やはりチェックが大変であります。
もうひとりわたくしの大好きなアイドル、「鈴木あきえ」様は、TBS『王様のブランチ』で活躍中ですが、これは番組が4時間半もあるので、これまたチェックが大変。録画するにも、時間が長過ぎ!
そんな今日このごろですが、岡田斗司夫「いつまでもデブと思うなよ」を買おうかどうか書店で迷いながら、結局まだ買うには至っておりません。伊集院光はダイエットに成功したら仕事が減ってしまった、という過去の苦い経験があるそうですが、岡田斗司夫はどうなのでしょう。ま、なんといっても仕事よりなにより、健康第一ではありますが。
そんなことを考えつつ、昨日は川崎はクラブチッタに、「バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ」のライブを聴きに行きましたよ。イタリアン・プログレシヴ・ロックを代表するバンドであります。宣伝文には「フル・ラインナップによる10年振りの来日決定!クラシック音楽に根ざした見事な構築美、破天荒なポリリズムの応酬と、確固たる演奏技術、巨漢フランチェスコ・ディ・ジャコモの憂いのあるファルセット・ヴォイスに涙」とあります。本当は5月に来日するはずだったのですが、ヴォーカリストのフランチェスコ・ディ・ジャコモが病気をしてしまい、10月に延期になったというわけなのでした。
クラブチッタ! そこは、後期フェリーニ映画のようなキッチュさで、不思議なイタリアっぽさを醸し出す「川崎チッタ」の一角を占めるライブハウスです。この場所において、私は過去に、PFM、ニュートロルス、アルティメスティエリ、といった伝説的なイタリアン・プログレ・バンドを次々と観てきました。ヴィヴァ、イタリア!と心の底から叫んでしまいたい。(ま、実は、クラブチッタはイタリアものに限らず、ハットフィールドアンドザノースだとかソフトマシンレガシーだとかイングランドだとか、プログレ全般に力を注いでくれている稀有なライブハウスなんですけどね)。ともかく、そんなわけで、チッタでは初のバンコ公演であります。かつて、渋谷オンエアウエストでのライブも圧巻だったバンコを約10年ぶりに味わえる喜び。
フランチェスコ・ディ・ジャコモは、相変わらずデブはデブだったのですが、しかしながら、思っていたほど巨漢ではなくなってました。10年前に見た時は、たしかもっとでかかったと記憶しているのですが。もしや縮んだ? しかし、これ以上縮むと、伊集院光よろしく人気に悪影響がでるかもしれません…。一方、本当に巨漢だなと認識できたのは、キーボード奏者にして実質的リーダーであるヴィットリオ・ノチェンツィのほうでありました。フランチェスコ・ディ・ジャコモより一回りでかい。電子ピアノはもちろんのこと、シンセサイザーの演奏も、やけにパワフルでワイルドです。音楽の圧倒的な素晴らしさは言うまでもない。なんというか、観客はイタリア料理でもガツガツ喰らっている気分になれる。これは、デブのプログレです。音楽でお腹いっぱいになりました。ジャコモとノチェンツィのお二人には、早死にしない程度には、いつまでもデブであって欲しいと思いました。
さて、一夜あけて、本日は映画『ヘアスプレー』を見てきました。これが思っていた以上に、大傑作だったのです。同ミュージカルの舞台版は、今年の7月にオーチャードホールで観ましたが、これがまた、でかいホールということもあり、そして私の座席が後ろのほうだったこともあり、どうしてもステージとの距離感が感じられてしまったんです。せっかくの肉塊少女が肉迫感に欠けるとなると、見方が少々クールにならざるをえない。しかし、映画の『ヘアスプレー』のほうは、当然のごとく肉迫的であり、それでいて無駄がない、しかも拡がりのある、見事な仕上がりのフィルムとなっていました。
オープニング・ナンバー「グッドモーニング、ボルチモア」からして、映画版では、もう、かなり、グッと来ちゃう作りなのです。ボルチモアの街並み、そして生活の中に、すこしづつリズムが刻まれ、盛り上がり始めたところでトレイシーの寝室! おっと、ネタばれは控えなければなりません。こういう映画でしか出来ない構成だとか、カメラワークとか、あと露出狂の変質者が「あの人」だったりするとか、もう最初の数分間だけでジュンジュワッと涙があふれてきてしまうのです。そんな具合ですから、後半の人種差別反対に至る展開など、いちいち魂が揺さぶられてしまった私です。
トニー賞をとった舞台版ももちろん素晴らしいのですが、この最新の映画版は、舞台版を上回るテンポの良さがあり、退屈な箇所も全くありません。さらに、涙腺を緩ませる良き場面が多々ありました。それは決して、近ごろ日本で流行りの安っぽいお涙頂戴ではありません。人間のひたむきさに魂を揺り動かされる、そんな涙なのです。ともあれ、全ミュージカルファン、必見の傑作映画だと思います。
『ハイスクールミュージカル』の人気俳優ザック・エフロンが演じる人気タレントの「リンク」などは、最初はダンスに夢中なだけの頭からっぽの少年だったのが、情熱あふれるデブ少女トレイシーの魅力を知ってからは、人道問題を考えるようになったりして、まるで『Wicked』におけるフィエロだなと思いました。そして、彼の言葉がリアルな説得力を醸し出すほどに、トレイシー役のニッキー・ブロンスキー嬢は、デブなのに超チャーミングなのです。昨今、柳原可奈子もデブながら大変チャーミングですが、ニッキー・ブロンスキー嬢こそ、ほんとに素ばらしい!!
彼女は、実生活において、NYのコールドストーンアイスでバイトをしながら(歌いながらアイスを作る仕事です)ノドとリズム感を鍛えただけあって、パフォーマンスも圧巻。きっと、職場でアイスばかり食べて、いまの体型となっているのでしょうが、彼女に対しては「いつまでもデブ」でいて欲しいと願わずにはいられません。そして、いつの日か、ブロードウェイの生舞台にも立って欲しいものです。ま、そんな夢の話はともかく、今は、できるだけ何度も、映画館のスクリーンで、肉迫的に『ヘアスプレー』を堪能したいな、と思うばかりです。
とまあ、外国人に眼を奪われているうちに、我が最注目アイドル、即ち、元おはガールのみづき、こと、「菅澤美月」様がいろいろ活動を始めました。ところが現在、多忙すぎて、なかなかチェックがおっつかない。TBS『3年B組金八先生』は録画だけしてまだ見てない。同じくTBS『24のひとみ』は超面白いんだけど、あまりに深夜すぎるうえに、テレビ欄にも載ってないから、ときどき見逃してしまうことがあります。こりゃファン失格でしょうか。11月には写真集も出るようであります。
また、これもかねてより秘かに注目していた「山岸舞彩」様(元・東レ水着キャンペーンガール、元JJ専属モデル)が、所属事務所をセントフォースに移籍、テレビ朝日『やじうまプラス』の天気を担当するようになりました。こちらは早朝すぎて、やはりチェックが大変であります。
もうひとりわたくしの大好きなアイドル、「鈴木あきえ」様は、TBS『王様のブランチ』で活躍中ですが、これは番組が4時間半もあるので、これまたチェックが大変。録画するにも、時間が長過ぎ!
そんな今日このごろですが、岡田斗司夫「いつまでもデブと思うなよ」を買おうかどうか書店で迷いながら、結局まだ買うには至っておりません。伊集院光はダイエットに成功したら仕事が減ってしまった、という過去の苦い経験があるそうですが、岡田斗司夫はどうなのでしょう。ま、なんといっても仕事よりなにより、健康第一ではありますが。
そんなことを考えつつ、昨日は川崎はクラブチッタに、「バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ」のライブを聴きに行きましたよ。イタリアン・プログレシヴ・ロックを代表するバンドであります。宣伝文には「フル・ラインナップによる10年振りの来日決定!クラシック音楽に根ざした見事な構築美、破天荒なポリリズムの応酬と、確固たる演奏技術、巨漢フランチェスコ・ディ・ジャコモの憂いのあるファルセット・ヴォイスに涙」とあります。本当は5月に来日するはずだったのですが、ヴォーカリストのフランチェスコ・ディ・ジャコモが病気をしてしまい、10月に延期になったというわけなのでした。
クラブチッタ! そこは、後期フェリーニ映画のようなキッチュさで、不思議なイタリアっぽさを醸し出す「川崎チッタ」の一角を占めるライブハウスです。この場所において、私は過去に、PFM、ニュートロルス、アルティメスティエリ、といった伝説的なイタリアン・プログレ・バンドを次々と観てきました。ヴィヴァ、イタリア!と心の底から叫んでしまいたい。(ま、実は、クラブチッタはイタリアものに限らず、ハットフィールドアンドザノースだとかソフトマシンレガシーだとかイングランドだとか、プログレ全般に力を注いでくれている稀有なライブハウスなんですけどね)。ともかく、そんなわけで、チッタでは初のバンコ公演であります。かつて、渋谷オンエアウエストでのライブも圧巻だったバンコを約10年ぶりに味わえる喜び。
フランチェスコ・ディ・ジャコモは、相変わらずデブはデブだったのですが、しかしながら、思っていたほど巨漢ではなくなってました。10年前に見た時は、たしかもっとでかかったと記憶しているのですが。もしや縮んだ? しかし、これ以上縮むと、伊集院光よろしく人気に悪影響がでるかもしれません…。一方、本当に巨漢だなと認識できたのは、キーボード奏者にして実質的リーダーであるヴィットリオ・ノチェンツィのほうでありました。フランチェスコ・ディ・ジャコモより一回りでかい。電子ピアノはもちろんのこと、シンセサイザーの演奏も、やけにパワフルでワイルドです。音楽の圧倒的な素晴らしさは言うまでもない。なんというか、観客はイタリア料理でもガツガツ喰らっている気分になれる。これは、デブのプログレです。音楽でお腹いっぱいになりました。ジャコモとノチェンツィのお二人には、早死にしない程度には、いつまでもデブであって欲しいと思いました。
さて、一夜あけて、本日は映画『ヘアスプレー』を見てきました。これが思っていた以上に、大傑作だったのです。同ミュージカルの舞台版は、今年の7月にオーチャードホールで観ましたが、これがまた、でかいホールということもあり、そして私の座席が後ろのほうだったこともあり、どうしてもステージとの距離感が感じられてしまったんです。せっかくの肉塊少女が肉迫感に欠けるとなると、見方が少々クールにならざるをえない。しかし、映画の『ヘアスプレー』のほうは、当然のごとく肉迫的であり、それでいて無駄がない、しかも拡がりのある、見事な仕上がりのフィルムとなっていました。
オープニング・ナンバー「グッドモーニング、ボルチモア」からして、映画版では、もう、かなり、グッと来ちゃう作りなのです。ボルチモアの街並み、そして生活の中に、すこしづつリズムが刻まれ、盛り上がり始めたところでトレイシーの寝室! おっと、ネタばれは控えなければなりません。こういう映画でしか出来ない構成だとか、カメラワークとか、あと露出狂の変質者が「あの人」だったりするとか、もう最初の数分間だけでジュンジュワッと涙があふれてきてしまうのです。そんな具合ですから、後半の人種差別反対に至る展開など、いちいち魂が揺さぶられてしまった私です。
トニー賞をとった舞台版ももちろん素晴らしいのですが、この最新の映画版は、舞台版を上回るテンポの良さがあり、退屈な箇所も全くありません。さらに、涙腺を緩ませる良き場面が多々ありました。それは決して、近ごろ日本で流行りの安っぽいお涙頂戴ではありません。人間のひたむきさに魂を揺り動かされる、そんな涙なのです。ともあれ、全ミュージカルファン、必見の傑作映画だと思います。
『ハイスクールミュージカル』の人気俳優ザック・エフロンが演じる人気タレントの「リンク」などは、最初はダンスに夢中なだけの頭からっぽの少年だったのが、情熱あふれるデブ少女トレイシーの魅力を知ってからは、人道問題を考えるようになったりして、まるで『Wicked』におけるフィエロだなと思いました。そして、彼の言葉がリアルな説得力を醸し出すほどに、トレイシー役のニッキー・ブロンスキー嬢は、デブなのに超チャーミングなのです。昨今、柳原可奈子もデブながら大変チャーミングですが、ニッキー・ブロンスキー嬢こそ、ほんとに素ばらしい!!
彼女は、実生活において、NYのコールドストーンアイスでバイトをしながら(歌いながらアイスを作る仕事です)ノドとリズム感を鍛えただけあって、パフォーマンスも圧巻。きっと、職場でアイスばかり食べて、いまの体型となっているのでしょうが、彼女に対しては「いつまでもデブ」でいて欲しいと願わずにはいられません。そして、いつの日か、ブロードウェイの生舞台にも立って欲しいものです。ま、そんな夢の話はともかく、今は、できるだけ何度も、映画館のスクリーンで、肉迫的に『ヘアスプレー』を堪能したいな、と思うばかりです。