アンガーマネジメントは誰でも取り組めるもの
「アンガーマネジメントって、怒りっぽい人が学ぶものでしょう?」
講演や講座で、このような質問をいただくことがあります。
実は、アンガーマネジメントは誰でも取り組める心理トレーニングです。
「怒らない人になる」ことが目的ではなく、自分の感情と上手に付き合い、自分らしい選択ができるようになることを目指します。
日常には、たくさんの「怒り」があります
例えば、こんな場面はありませんか?
● 子どもが何度言っても宿題を始めない。
● パートナーが脱いだ靴下をそのままにしている。
● 職場で自分だけ仕事が増えている気がする。
● メッセージを送ったのに、なかなか返信が来ない。
● 運転中に急な割り込みをされる。
こうした出来事にイライラすることは、ごく自然なことです。
一方で、同じ出来事でも「そんなに気にならない」という人もいます。
つまり、私たちを怒らせているのは出来事そのものだけではなく、その出来事をどう受け止めるかという「考え方」や「価値観」も大きく影響しているのです。
アンガーマネジメントは、怒りをなくすものではありません
怒りは、私たちにとって大切な感情です。
危険を知らせたり、「これは大切にしたい」という価値観を教えてくれたりする役割があります。
だから、怒りを我慢したり、なくしたりする必要はありません。
大切なのは、怒りに振り回されるのではなく、「どう伝えるか」「どう行動するか」を選べるようになることです。
例えば、こんな変化があります
あるお母さんは、毎朝子どもに「早くして!」と怒鳴ってしまうことに悩んでいました。
アンガーマネジメントを学び、自分が本当に困っていたのは「遅刻することへの不安」だったと気づきました。
そこで、朝の準備を前日の夜に一緒に確認するようにしたところ、「早くして!」と怒鳴る回数が減り、親子ともに穏やかな朝を迎えられるようになったそうです。
また、学校の先生からはこんなお話もありました。
授業中に何度注意しても私語をやめない児童に、以前は感情的に叱ってしまうことがありました。
しかし、アンガーマネジメントを学んでからは、一度深呼吸をして気持ちを整え、「今は授業に集中する時間だよ」と落ち着いて伝えられるようになりました。
すると、子どもとの関係が悪くなることも減り、自分自身も疲れにくくなったそうです。
誰でも、今日から始められます
アンガーマネジメントは、年齢や職業に関係なく取り組めます。
保護者、先生、会社員、経営者、スポーツ指導者、そして子どもたち。
どんな立場の人にも役立つ、一生使えるスキルです
「怒らない人になる」のではなく、「怒りを上手に扱える人になる」
怒りを上手に扱える様にトレーニングをする。
その積み重ねが、自分自身を楽にし、大切な人との関係もより良いものにしてくれます。
まずは今日、「今、自分は何にイライラしたのだろう?」と少し立ち止まって考えてみることから始めてみませんか。
その小さな一歩が、より穏やかで豊かな毎日につながっていくはずです。
そして、是非アンガーマネジメントを学んでみてください^_^
いつからでも始められます。
アンガーマネジメントの講演、研修なども承っております。
学校、会社、組織でアンガーマネジメントに取り組んでみませんか?
