赤鬼仮面

人は仮面を被ると、それまで押さえつけられていた本性を表にだしやすくなる。この事は映画「マスク」(だっけ?あの緑色の陽気な兄ちゃん)などでご存じの方も多いだろう。
今回のテーマは、私が生まれ育った地域に伝わる伝統的な風習だ。おそらく知名度は全国区である。
1月半ばにそれは開催されるのだが、幼少時代私は一年で一番この日が嫌いであった。何故なら異形の者と対峙しなければならないという単純な恐怖心と、どうしようもない理不尽さと言うものを同時に味わわなければならないからである。
その風習の概要はこうだ・・・一年の初めに面を被ってみのまとい鬼に扮した村人が家々を練り歩き無病息災を祈り、またついでに日頃なかなか言うことを聞かない悪い子にも、その風貌を生かして、半ば脅し気味によい子になることを約束させると言うものてある。
しかし一番の問題は
続く