観てきました。

本日の役替わり

ジャクリーン・カーストン(ジャッキー)=凪七瑠海
ジェラルド・ボリングボーク=美弥るりか
セドリック・パーチェスター=星条海斗
チャールズ・ヘザーセット=沙央くらま

最後のご挨拶でこしりゅう組長が「7代目のビル…」と言うと、そうか7代目か全て観ているなとシミジミ。作品的には嫌いではありませんが、うたこさん、のんちゃん以外のビルはどうも好きになれません。登場シーンのビルがハチャメチャ過ぎます。ビルにとっては普通のふるまいが高貴な人々には奇異にうつるというだけなはずなのに、過剰な笑い取りに走るような(アドリブ含む)演技を何故、演出家が放置しているのかも疑問です。ここのビルがおかしいのでのちの人物像と全く一致していません。某演者が言いました。「ビルは強く優しい人。不幸な境遇であの明るさは強さの表れ」だと。確かにそうだなと思うと同時に幾度となく繰り返される冒頭のバカ騒ぎをいつも苦々しく観ています…。

そんなわけで、まさおのビルは前半と後半が別人のようでした。サリーへの思いを口にするまっすぐな瞳のまさおビルは魅力的でした。登場場面の無駄なバカ騒ぎが残念でした。それからかなり不器用なようで(^_^;)、ビルならではの小道具使いはほぼ全滅ですね。(なんとか成功とかのレベルではお話になりませんので…)

一方、サリーのちゃきはかなり良い出来でした。まさおのセリフ間違いをフォローする余裕ぶり(笑)。生まれや言葉遣いのせいで人より劣っているかような扱いを受けますが、実際はとても頭のいい人。最後の変貌も見た目だけではなく、伯爵夫人にふさわしく変わったんだなと思えました。サリーの切ないソロは非常に良かったです。ちゃきは芝居歌がちゃんと歌える人ですね。

ジャッキーは組替えのかちゃ。見た目はちょっと老けてるかなぁ(^_^;)。“女役”には全く違和感がありません。ソファでビルを誘惑するところでは綺麗なおみ足を惜しげもなく披露していました。同じ女性でもドキッとしてしまう感じでした(^_^;)。

ジェラルドはみやるり。大きなカチャにやりこめられるのがキャラとしておもしろかったです。

パーチェスターはマギー。博多でもちょっとやり過ぎかなと思ったところが健在でした…。初日でこれだと、今後ますますイってしまわれそうです…。ヘザーセットを演ったあとでもう1回観たいかな。

コマはヘザーセット。この役はなかなか味のある役です。初演のほっしゃんが動きの少なさに苦労した話を聞いたことがあります。コマの登場はまさおが落とした(笑)ワインクーラーに向かってだったので、妙な笑いが。さすがのコマはクスリともせずにワインクーラーを拾っていました。

マリア叔母は初演以来の若い配役。絶対、こっちが正解ですよね。もともとすーちゃんが好きなこともありますが、かなり好みのマリアでした。まさおが何をしても受けられる懐の深さを感じました。

ジョン卿はこしりゅう。ジョン卿はスターがやったり、専科の人がやったりとかなりのふり幅のある役になっていますが、個人的にはスターがやって欲しいなと思います。“愛が世界をまわらせる”を含めてこしりゅうは良かったんですけれどね。

今回フィナーレがかなり長いです。大劇場公演のフィナーレと同レベルでした。不思議なことにコマは全く出てこない。マギーのメインの場面が役替わりになるようですが、それでも全く出てこないのはヘンな感じでした。

今回客席降りが増えています。2幕頭にはジャッキー&ジェラルドが客席から登場。〆にはパレードでもメインが雪崩れてきます。客席はどよめき、大喜びでしたけれど、お客さんの楽しみが客席降りだけになりませんように…。

さて、来週は役替わり公演です。


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